2020年12月1日火曜日

懐かし映画劇場:シルヴェスター・スタローン『ロッキー2』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」一夜にして有名になったボクサーが再び世界王者に挑戦するスポーツ・ドラマ映画。試合、トレーニング、リング外での出来事(失業、妻の過労)。

(Rocky II:1979年)

1.病院

『ロッキー』の続き。あまりにも激しい戦いをしたロッキー(シルヴェスター・スタローン)とアポロ(カール・ウェザース)。試合後、二人とも病院送りに。

2.結婚

ついに一緒になったロッキーとエイドリアン(タリア・シャイア)。最高に美しいシーン。

3.買い物

アポロとの試合で一夜にして有名になったロッキー。欲しかったモノ(高級車、高級時計、家、犬の首輪)を買いまくる。

4.不調

ボクシング以外はサッパリのロッキー。テレビCMの仕事、精肉工場の仕事を失い、車も手放すことに。

5.不満

ロッキーとの試合内容に不満を持つアポロ。ファンからも「お前は負けていた」という批判がきているのだ。

6.記者会見

再び戦うことになったロッキーとアポロ。試合場所はロッキーの地元フィラデルフィア。「2ラウンドでKOしてやる」とロッキーを挑発するアポロ。

7.トレーニング1

ロッキーは動きに磨きをかける特訓。ニワトリを捕まえることができるか?

8.トレーニング2

トレーニング、スパーリングに気合いが入るアポロ。

9.祈り

妊娠中のエイドリアンが過労で倒れる。教会で回復を祈るロッキーとミッキー(バージェス・メレディス)。

10.試合

「世界ヘビー級タイトルマッチ:アポロ・クリード vs. ロッキー・バルボア」。鋭いジャブとストレートで手加減なしのアポロ。右目の古傷もあるロッキーは勝つことができるのか?

(予告編:YouTube)

コメント

いろいろな評価があるパート2。感動的だった一作目。オチがだいたい読める、ということで続編はあまり評判が良くないらしい。しかしながら「ロッキーの人生」を描くのがこのシリーズ。絶対必要な作品。ハードパンチャーのロッキー。しかしボクシング以外の仕事はサッパリ。テレビCMの仕事で醜態をさらすシーンは痛々しい。一作目ではトレーニングのシーンで印象的だった精肉工場も再び登場。その精肉工場での仕事もアッサリ解雇。このシリーズは成功と失敗、栄光と挫折がコントラストされる演出が多いため、非常に深い内容になっています。エイドリアンが昏睡状態で横になっているシーン。教会で祈るロッキーとミッキー。そして試合。これは娯楽作ではなく、ある人間の人生を描いたドラマ。できるだけ多くの人に観てもらいたい作品です。

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