2020年12月4日金曜日

懐かし映画劇場:ヒラリー・スワンク『ベスト・キッド4』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」両親を失って絶望する女子生徒がカラテで立ち直ろうとするドラマ映画。ミヤギから精神的な事を学んで成長していく姿が見せ場。面白シーンも。

(The Next Karate Kid:1994年)

1.式典

日系アメリカ兵の式典に出席するミヤギ(ノリユキ・パット・モリタ)。亡くなった戦友の未亡人と語り合う。

2.

ミヤギの戦友の孫娘ジュリー(ヒラリー・スワンク)。両親を事故で亡くして気が荒れている。

3.学校

ジュリーと暮らすことになったミヤギ。学校に迎えに行くが、生徒指導の軍人ドゥーガン大佐(マイケル・アイアンサイド)に「学校から出ていけ」と言われてしまう。この後のミヤギとドゥーガンのかみ合わないトークが面白い。

4.反抗

ミヤギとは合わないジュリー。着替え中のジュリーを見てしまうハプニングも。

5.ガソリンスタンド

スタンドでチンピラにからまれるミヤギとジュリー。ミヤギのカラテにジュリーが驚くシーン。

6.僧院

隔離されたところにある僧院。日本人の僧たちとふれあうジュリー。岩の上に乗ってバランスの特訓をしたり、シリーズおなじみの「ワックスがけ」をミヤギから習う。

7.別れ

ケガした鷹を保護してきたジュリー。自然に帰そうとする。

8.珍シーン1

プロム(ダンスパーティー)に行くことになったジュリー。ダンス用のドレスをブティックで買おうとするミヤギだが、店員が使う専門用語がサッパリわからない。かみ合わないトークが面白いシーン。

9.珍シーン2

町に出てきた僧侶たち。挑発してきた連中とボーリングで対決。目をつぶって玉を転がす僧。「禅ボーリング」というものらしい(ミヤギ談)。

10.対決

ジュリーにしつこむからむネッドという男子生徒(マイケル・カヴァリエリ)。ジュリーの友人エリック(クリス・コンラッド)を暴行。そして最後は「ジュリー vs ネッド」「ミヤギ vs. ドゥーガン」の一騎打ち。

(予告編:YouTube)

(コメント)

四作目。このシリーズが好きな人(私も好きです)には申し訳ないのですが、ツッコミどころが多い。シリーズ自体がちょっと強引なストーリーなんですけども。「ドゥーガン」とかいう奴。生徒指導なのに妙に敵対的な態度。シリーズおなじみの「コブラ会」のクリースと同じ役どころ。イヤな奴。強くもないのにエラそう。ジュリーにしつこむからむ「ネッド」。弱いクセにナマイキ。この男は何がしたかったんだろう? 一作目のジョニー(ウィリアム・ザブカ)と同じ役どころ。なぜか坊さんが出てくるのもツッコミどころ。何かストーリーに合わない。たぶん、地味な内容だから個性的なキャラを入れたかっただけ、だと思うんですが。最後においしいところを持っていくミヤギ。一作目では「ミヤジ」、二作目では「マイアジ」なんて呼ばれてたミヤギ。このシリーズはやっぱりこの人。着替え中のジュリーを見てしまうシーン、スタンドでチンピラにからまれるシーン、ドレスをブティックに買いに行くシーン、最後の一騎打ち、など「面白くて強い、じいちゃん」って感じ。ヒラリー・スワンクはスラリとした体型でジーンズが良く似合う人。面白いシーン、好きなシーンを見つけて楽しむ映画です。 

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