2020年12月18日金曜日

懐かし映画劇場:『レスリー・ニールセンの2001年宇宙への旅』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」宇宙警察の捜査官が地球侵略を企む宇宙人を追うコメディ映画。『裸の銃を持つ男』系のノリ&ドジ。「ヅラ騒動」のシーンが特に楽しい。

(2001: A Space Travesty:2000 年)

1.凄腕のディックス

宇宙警察の連邦保安官ディックス(レスリー・ニールセン)。まずは過激派の立てこもり事件を解決。その後、月で進行中の陰謀を調査することに。

2.警察署

なぜか相撲取りがいる署。何気ないシーンにもギャグが盛り込まれている映画。

3.プラット博士

月面基地を管理する男。怪しいことを企んでいるため、「視察」にやってきたディックスを警戒。

4.パスクアーレ警備隊長

月面基地の警備を担当。変装の名人。ウケ狙いのギャグはちょいとスベり気味。

5.エレベーター

「ターボ」のスイッチを押すと超高速に。美女が変顔になってしまうほど。

6.ヅラ

髪の毛に秘密があるプラット博士。ディックスのせいで「ヅラ騒動」が発生。

7.潜入

プラットの部屋に潜入して調べるディックス。プラットが大切にしている模型やら何やらを台無しに。『裸の銃を持つ男』でヘロイン組織のボスの部屋をメチャクチャにしたシーンのセルフパロディ。

8.大統領

「クローンで作ったニセ大統領」を使って「宇宙人に有利な政策」をさせようとする宇宙人。なかなか手の込んだ陰謀。

9.パリ

オペラ劇場で行われる「大統領入れ替え作戦」。ディックスはアラブ人に変装して潜入。宇宙人の陰謀を阻止できるのか?

10.ソックリさん

この映画にはクリキントン大統領とヒラリー、ブッシュ前大統領、マドンナ、プリンスなどのソックリさんが登場。似てない人もいるけど、それは「似てない」というギャグなのだ。

(予告編:YouTube)

(コメント)

『裸の銃を持つ男』のレスリー・ニールセン。お得意の「たたみかけるようなギャグ」の映画。伝説のSF映画『禁断の惑星』(1956年)に出演した過去があるニールセンが、ギャグ路線で過去の名作と対照的な映画に登場。オープニングの過激派立てこもり事件でも大ボケ。「ヅラ騒動」のシーン。プラットの部屋を台無しにするシーン。クローン大統領が出てくるドタバタ。ちょっとヤバそうなギャグもある傑作。面白いシーンを自由に楽しむ内容。笑ったり、ツッコんだりして鑑賞することをオススメします。

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