2020年12月8日火曜日

懐かし映画劇場:ショーン・コネリー、丹波哲郎『007は二度死ぬ』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」イギリス情報機関がアメリカの衛星を奪った謎の飛行物体を調査するスパイ映画。日本が舞台。珍演出(忍者、日本式風呂)が楽しめる傑作。

(You Only Live Twice:1967年)

1.日本

日本が舞台のシリーズ第5弾。ボンドが香港で銃撃されて死んだフリをしたり、日本人になるために結婚したり。それって必要? と思うようなシーンも。最初は宇宙のシーン。アメリカの衛星を飲み込む謎の宇宙船。「ソ連の仕業」として非難するアメリカ。

2.イギリス

MI6(イギリス情報局秘密情報部)のM(バーナード・リー)。日本に消えた宇宙船の捜索をジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)に命じる。

3.相撲

東京。謎の女(若林映子)と相撲観戦。

4.怪しい会社

捜査協力者を殺した男を追って、大里化学工業に潜入するボンド。強そうな奴と対決。

5.秘密警察

大里(島田テル)を調査する秘密警察のタイガー田中(丹波哲郎)。ボンドに「日本式風呂」の入り方を教える。

6.カーアクション

偽名で大里と面会するボンド。その帰路で追跡されてカーチェイス。

7.

神戸の港を調査。集団に襲われる。

8.秘密兵器

今回のボンドの秘密兵器は「リトル・ネリー(一人乗り用ヘリ。ミサイル付き)」。日本までQが届けにきてくれた。

9.黒幕

衛星を奪うなんてことができるのはやっぱりあの組織。猫をなでる男。大里も手下だ。

10.結婚

島で諜報活動をするには日本人になることが必要(?)。日本人に変装して結婚。相手は田中の部下(浜美枝)。

11.火口湖

悪党の秘密基地がある火口湖。ボンド&田中の忍者部隊が突入する・・・。

(予告編:YouTube)

コメント

いつの間にか日本に拠点を築いて陰謀を企てる「スペクター」。そんな組織が実際にありそう。これは架空の話ではないのかも。普通のアクション映画ではないのがこのシリーズのいいところ。ツッコミどころがいっぱい。あんまり書くとこの作品が好きな人の気分を害してしまうのでちょっとだけ。日本人に変装するボンド。専用の地下鉄で移動するタイガー田中。火口湖に作られた秘密基地。「日本の風習」を紹介するシーン、忍者が出てくるシーンとかも何か微妙な感じ(個性的ではありますが)。迫力のあるシーンを楽しみながら、ツッコミながら、楽しく観る作品です。 

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