懐かし映画劇場：ショーン・コネリー『007 サンダーボール作戦』

「懐かし映画劇場：映画ブログ」イギリス情報機関が悪の秘密結社に奪われた原爆を捜索するスパイ映画。空飛ぶボンド、「スペクター」、サメを使った演出、海中での戦い。

（Thunderball：1965年）

１．ヘルメット

ある国で女装の敵を始末するMI6（イギリス情報局秘密情報部）のジェームズ・ボンド（ショーン・コネリー）。ジェット・パック（空飛ぶ装置）で逃走。

２．会議

秘密結社「スペクター」の会議。「スペクター」No.2のラルゴ（アドルフォ・チェリ）が計画（原爆を奪ってNATOを脅迫する、というもの）を発表。

３．休養

施設で休養中のボンド。怪しげなことが次々と起こる（思わず笑ってしまうようなシーンも）。

４．強奪

原爆を搭載したヴァルカン爆撃機を奪う「スペクター」。

５．失言

「サンダーボール作戦」により、ボンドに原爆奪回を命じるMI6のM（バーナード・リー）。その後、マニーペニー（ロイス・マクスウェル）があの人を「老人」呼ばわりする失言。

６．秘密兵器

Q（デスモンド・リュウェリン）がボンドに秘密兵器を届けに。カメラ（ガイガーカウンター）、放射能カプセルなど。

７．カード

ヴァルカン爆撃機の操縦者だったダヴァル少佐。その妹ドミノ（クローディーヌ・オージェ）に接触するボンド。ドミノの後見人ラルゴとカードで勝負。

８．サメ

ラルゴの屋敷に潜入するボンド。ラルゴはサメでボンドを始末しようとする。

９．水中アクション

今作はアクションがメイン。海中でのボンド軍とラルゴ軍の戦い。

10．ラスト

ラルゴを追うボンド。暴走するボートでの対決の結末は？

(予告編：YouTube)

（コメント）

奪った原爆を海に隠す「スペクター」。そのため海中でのアクションシーンが見せ場の一つになりました。このシリーズは確かにアクションも売り物ではありますが、どちらかというとシリーズを特徴づけるような個性的な演出の方が個人的には好きなので、ボンド、M、マニーペニーの会話、Qが登場するシーン、「スペクター」の会議（国際的なスケール）、ラルゴがサメでボンドを始末しようとするシーンが印象に残りました。施設でボンドが休養するシーンも面白い。好きなキャラ、シーンを見つけて楽しむ作品です。 

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