「懐かし映画劇場:映画ブログ」イギリス情報機関がゴールド密輸男を調査するスパイ映画。『007』の第三作目。怪しい富豪、帽子の用心棒、フォート・ノックス襲撃。
(Goldfinger:1964年)
怪しい実業家オーリック・ゴールドフィンガー(ゲルト・フレーベ)。大金持ちなのにトランプでセコいイカサマをする。
2.監視
ゴールドフィンガーを監視するMI6(イギリス情報局秘密情報部)のジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)。ついでにゴールドフィンガーの女ジル・マスターソン(シャーリー・イートン)と仲良しに。
3.秘密兵器
Q(デスモンド・リュウェリン)からの支給品。改造アストンマーティン(マシンガン、鉄板、「赤いボタン」を搭載)と携帯発信器(靴のかかとにセットできます)。
4.接触
ゴールドフィンガーとゴルフするボンド。金塊をエサに探りを入れる。
5.用心棒
ゴールドフィンガーの用心棒「よろず屋(ハロルド坂田)」。石像を切断できる帽子、ゴルフボールを握りつぶす握力、が武器。
6.レーザー
ゴールドフィンガーの武器はレーザー。捕らえたボンドで実験。
7.計画
悪党どもを集めるゴールドフィンガー。「フォート・ノックス襲撃計画」を自慢げに発表。計画に反対した男はスクラップ工場へ。
8.ボンドガール
ゴールドフィンガーと組むプッシー・ガロア(オナー・ブラックマン)。飛行機を操縦してゴールドフィンガーの悪事に荷担しようとするが・・・。
9.襲撃
金塊が保管されているフォート・ノックスに侵入するゴールドフィンガー一味。核装置をセットする。
10.対決
「よろず屋」と対決するボンド。核爆発の時が迫る・・・。
(予告編:YouTube)
(コメント)
シリーズ第三弾。前作とは雰囲気が違う作風。ツッコミどころもたくさん。ゴールドを愛してやまない男ゴールドフィンガー。ゴールドに取り憑かれ、ゴールドの保有量を増やすためだったら何でもする、という価値観を持つ。それなのにフォート・ノックスの金塊を放射能で汚染して、自分が保有するゴールドの値をつり上げようという作戦。大好きなゴールドを放射能で汚すのか? 普通に奪えばエエやん。MI6やCIAからすでに監視対象になっているゴールドフィンガー。仮にゴールドを奪ったとしても世界中で追われることになると思います。他にもツッコミどころがありますがこのくらいで。改造アストンマーティン、よろず屋(ハロルド坂田)、フォート・ノックスでの戦いが見せ場。個性的すぎるシーンを楽しむ娯楽作です。
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