「懐かし映画劇場:映画ブログ」イギリス情報機関がシリコンバレーを破壊してIC産業を牛耳ろうとする男を追うスパイ映画。パリでの追跡劇、ハシゴ車を使ったアクション、ほか。
(A View to a Kill:1985年)
氷山で敵に追われるMI6(イギリス情報局秘密情報部)のジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア:これが最後のボンド役)。
2.競馬
最新型「ICチップ」流出事件を捜査するMI6。チップ製造元のゾリン産業を調査。競馬場でゾリン(クリストファー・ウォーケン)を監視。Q(デスモンド・リュウェリン)、マニーペニー(ロイス・マクスウェル)も登場。
3.追跡
パリ。(ゾリンの身辺を調査する)探偵を襲う殺し屋。追跡するボンド。
4.潜入
ゾリンの城で行われる馬のオークションに偽名で潜入するボンド。
5.競走
ボンドの正体を知ったゾリン。乗馬を利用してボンドを始末しようとする。
6.謎
ゾリンと密会するソ連のゴゴール将軍(ウォルター・ゴテル)。二人の関係は?
7.女
ゾリンと因縁があるステイシー(タニア・ロバーツ)。ゾリンの手下に自宅を襲撃される。
8.エレベーター
ボンドとステイシーをエレベーターで焼き殺そうとするゾリン。
9.カーチェイス
殺人犯と誤解され、ハシゴ車で逃走するボンド。ちょいとマヌケな警官(『007 死ぬのは奴らだ』のペッパー保安官みたいな役どころ)が頑張ってボンドを追跡。
10.最後の対決
廃鉱に爆発物を仕掛け「シリコンバレー破壊計画」を企むゾリン。手下や作業員を溺れさせ、笑いながら銃を乱射。ボンドはゾリンの野望をくじくことができるのか?
(予告編:YouTube)
(コメント)
これが最後のボンドとなったロジャー・ムーア。ロイス・マクスウェルも最後の出演。数々の名シーンをありがとう。この作品では濃いキャラが二人。ゾリン(クリストファー・ウォーケン)とメイデイ(グレース・ジョーンズ)のコンビ。ソ連とつながりのあるゾリン。笑いながら人を撃つような奴。一体何者なのか? メイデイは殺し屋。血も涙もない奴なのかと思ったら、女っぽいところを見せる。中途半端な。最後まで戦え。タニア・ロバーツは目に特徴がある、妙に色気のある人。マヌケな警官はコメディ的な存在(「笑い」も必要)。個人的には、パリでボンドが殺し屋を追跡するシーンが一番好き(車が半分に割れたりなんかして)。「ゾリン」というキャラに注目の作品です。
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