2020年12月10日木曜日

懐かし映画劇場:ロジャー・ムーア『007 オクトパシー』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」イギリス情報機関がソ連の将軍の陰謀を阻止しようとするスパイ映画。列車を使ったアクション、インドでのカーチェイス、ピエロが見せ場。

(Octopussy:1983年)

1.オープニング

ある国で破壊工作をするMI6(イギリス情報局秘密情報部)のジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)。飛行機を使ったアクション。大爆発。

2.ピエロ

ソ連の国宝「ファベルジュの卵」のニセ物を入手した009。ニセ物の調査をMI6のM(ロバート・ブラウン)から命じられるボンド。

3.ソ連

意見対立するゴゴール将軍(ウォルター・ゴテル)とタカ派のオルロフ将軍(スティーヴン・バーコフ)。

4.オークション

「ファベルジュの卵(本物)」のオークション。

5.インド

落札者のカマル・カーン(ルイ・ジュールダン)を追って、インドに乗り込むボンド。

6.カーチェイス

カマルの用心棒ゴビンダ(カビール・ベディ)に追われるボンド。インドのちっこい車で町中を逃走&格闘。

7.

謎の女オクトパシー(モード・アダムス)。カマルと組んでいる。

8.夜襲

ベッドで殺し屋に襲われるボンド。のこぎり式ヨーヨーが登場。枕とフルーツを切り裂く。

9.陰謀

オルロフ将軍と組んで何かを企んでいるカマル。

10.アクション

ゴビンダがボンドを襲う。列車での攻防。この映画の一番の見所(かもしれない)。

11.スカイアクション

飛行機で逃げるカマル。高速で飛行する機体にしがみつくボンド。結末は?

(予告編:YouTube)

(コメント)

『ビバリーヒルズコップ』『ランボー/怒りの脱出』でおなじみのスティーヴン・バーコフがソ連の軍人を演じる作品。『007 黄金銃を持つ男』のモード・アダムスが再登場。周囲を女性で固めている謎の女「オクトパシー」。この映画はインドのシーンがなかなか個性的。インドのちっこい車を使ったカースタント、オクトパシーが住む屋敷、のこぎり式ヨーヨーと殺し屋、テーマ曲を吹くヘビ使い、など。オルロフやカマルがアクション系ではないので、カマルの用心棒ゴビンダがボンドを襲う(迫力のシーン)。見せ場としては、派手な爆発シーンが見られるオープニング、オークション、列車での攻防、ピエロがオススメ。ボンドがヒッチハイクしようとするシーンや飛行機にしがみつくシーンなどのツッコミどころも。個性的な演出を楽しむ映画です。

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