「懐かし映画劇場:映画ブログ」イギリス情報機関が「カリブ海の首相」と「アメリカ黒人街の大物」を追うスパイ映画。ブードゥー教、ペッパー保安官に注目の傑作。
(Live And Let Die:1973年)
次々と消されるイギリス諜報部員(ニューヨークの国連本部、ニューオリンズ、カリブ海の小国サン・モニーク)。
2.新ボンド
MI6(イギリス情報局秘密情報部)のジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)。早朝、いきなり自宅を訪ねてきたMI6のM(バーナード・リー)と秘書マニーペニー(ロイス・マクスウェル)を見て、慌てる。諜報部員が消された事件の捜査を命じられるボンド。
3.首相
サン・モニークの首相カナンガ(ヤフェット・コットー)。怪しげなことをしているため、CIAのフィリックス・ライター(デヴィッド・ヘディソン)に監視されている。
4.義手
カナンガの手下、ティー・ヒー(ジュリアス・W・ハリス)。義手の大男。ボンドから銃を取り上げて、ねじ曲げる。
5.ボンドガール
女占い師のソリテール(ジェーン・シーモア)。タロットで未来に起こることなら何でも読むことができる。
6.カーチェイス
カナンガを追ってサン・モニーク入りするボンド。空から怪しい島に潜入。ソリテールを連れて逃走。
7.ワニ
捕まり、ワニ園に連れて行かれるボンド。ティー・ヒーはワニでボンドを始末しようとする。
8.保安官
ルイジアナ州のペッパー保安官(クリフトン・ジェームズ)。スピード違反の黒人を追跡して、「ベンハー兄ちゃん」「ソ連の黒人」などの傑作なセリフを吐く。さらに、カナンガの手下からボートで逃走するボンドを発見。絶対に捕まえてやる、と気合いを入れる。
9.ブードゥー教
サン・モニークを「呪術の恐怖」で支配するカナンガ。ボンドがそのカラクリを暴く。
10.危機
カナンガに捕まったボンドとソリテール。このピンチからどうやって脱出するのか?
(予告編:YouTube)
(コメント)
今回からロジャー・ムーアが新しい「ボンド」で活躍。個人的にシリーズで一番好きな作品。先進国のスパイが「ブードゥー教で人々を支配する男」と対決。オカルトな雰囲気が対決を盛り上げる内容。キャラはおなじみジェームズ・ボンド、M、マニーペニー。敵はカナンガ、黒人街の大物ビッグ、ティー・ヒー、ソリテール、アフロな女。傑作なのが「ペッパー保安官」。一人で気合いが入っているキャラ。しゃべりと表情に特徴がある男。アクション、怪しげな店、怪奇シーン、笑いなど見せ場がいっぱい。ポール・マッカートニーが歌うテーマ曲「Live And Let Die」も名曲。好きなキャラ、シーンを楽しむ娯楽作。かなりオススメの傑作です。
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