2020年11月28日土曜日

懐かし映画劇場:『ドライブアカデミー/全員免停』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」へなちょこドライバーたちが免許と車を取り戻そうと教習所へ通うコメディ映画。ドジな違反者、マヌケな教官、ずるい判事、ツイてない警察署長、ほか。

(MOVING VIOLATIONS:1985)

1.主役

『ポリスアカデミー』っぽい映画。主役は「キャノン」という植木屋の男。免許の顔写真はインディージョーンズ。ふざけた奴。『ポリスアカデミー』の「マホニー」みたいな役どころ。

2.巡査1

道路にゴミを捨てたキャノンを摘発するハリク巡査。ふざけた態度のキャノンにイライラ。

3.巡査2

ハリクの相棒かつ恋人のモリス巡査(『ポリスアカデミー』の女警官「キャラハン」みたいな役)。肥料を麻薬と勘違いしてナメてしまう。

4.違反者1

心臓が悪い女性。スポーツをするのが良い、とアドバイスされて買ったボーリングの玉が車から飛び出して、町は大混乱。

5.違反者2

目が悪いロレッタというバァさん。運転中、飛行場に迷い込む。教習所でも大ボケ連発。

6.左遷

キャノンにイラつくハリクとモリス。偉い人の車をキャノンの車と勘違いしてボコボコに。二人して左遷されてしまう。

7.判事

妙に色気のある判事。キャノンたち違反者の免許を停止し、車を一時的に差し押さえ。

8.ドジ

「車の医者」を「本物の医者」と誤解する「心臓が悪い女」。オイルを飲んだり、高速道路をランニングしたり。

9.悪巧み

違反者たちをワザと落第させて、車を没収しようとする判事。「売った車の代金」を教習所の教官になったハリクと山分けするつもりだ。

10.全力疾走

判事とハリクの「悪事の証拠」を警察署長に届けようとするキャノンたち。警官隊に追われて町を走る・・・。

(予告編:YouTube)

(コメント)

アメリカのルールはよく知りませんが、交通違反者は車両を押収され、再試験みたいなものに合格できないと没収される。そしてその車両は競売にかけられ、その代金は判事の懐に入るシステムになっているらしい(この映画ではそういう設定)。判事が教習所の教官に不正を持ちかけて、結託。でもこの映画で面白いのは個性的なキャラクターたちです。「心臓が悪い女」「トホホな警察署長」が特にオススメ。「心臓が悪い女」は何かとドジる。悪い人ではないのですが、妙に勘違いしたりして騒動を起こします(『裸の銃を持つ男』のフランク・ドレビンっぽいキャラ)。「警察署長」はマヌケな部下やドジすぎる違反者にアゼンとする役。「マトモな人」なので、周囲のバカっぷりを目立たせる役どころになっています。好きなキャラ、笑いのシーンを探して楽しむコメディ。この映画のDVDはリリースされていない様子。VHSを見つけたら入手してみてください。

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