「懐かし映画劇場:映画ブログ」へなちょこドライバーたちが免許と車を取り戻そうと教習所へ通うコメディ映画。ドジな違反者、マヌケな教官、ずるい判事、ツイてない警察署長、ほか。
(MOVING VIOLATIONS:1985)
『ポリスアカデミー』っぽい映画。主役は「キャノン」という植木屋の男。免許の顔写真はインディージョーンズ。ふざけた奴。『ポリスアカデミー』の「マホニー」みたいな役どころ。
2.巡査1
道路にゴミを捨てたキャノンを摘発するハリク巡査。ふざけた態度のキャノンにイライラ。
3.巡査2
ハリクの相棒かつ恋人のモリス巡査(『ポリスアカデミー』の女警官「キャラハン」みたいな役)。肥料を麻薬と勘違いしてナメてしまう。
4.違反者1
心臓が悪い女性。スポーツをするのが良い、とアドバイスされて買ったボーリングの玉が車から飛び出して、町は大混乱。
5.違反者2
目が悪いロレッタというバァさん。運転中、飛行場に迷い込む。教習所でも大ボケ連発。
6.左遷
キャノンにイラつくハリクとモリス。偉い人の車をキャノンの車と勘違いしてボコボコに。二人して左遷されてしまう。
7.判事
妙に色気のある判事。キャノンたち違反者の免許を停止し、車を一時的に差し押さえ。
8.ドジ
「車の医者」を「本物の医者」と誤解する「心臓が悪い女」。オイルを飲んだり、高速道路をランニングしたり。
9.悪巧み
違反者たちをワザと落第させて、車を没収しようとする判事。「売った車の代金」を教習所の教官になったハリクと山分けするつもりだ。
10.全力疾走
判事とハリクの「悪事の証拠」を警察署長に届けようとするキャノンたち。警官隊に追われて町を走る・・・。
アメリカのルールはよく知りませんが、交通違反者は車両を押収され、再試験みたいなものに合格できないと没収される。そしてその車両は競売にかけられ、その代金は判事の懐に入るシステムになっているらしい(この映画ではそういう設定)。判事が教習所の教官に不正を持ちかけて、結託。でもこの映画で面白いのは個性的なキャラクターたちです。「心臓が悪い女」「トホホな警察署長」が特にオススメ。「心臓が悪い女」は何かとドジる。悪い人ではないのですが、妙に勘違いしたりして騒動を起こします(『裸の銃を持つ男』のフランク・ドレビンっぽいキャラ)。「警察署長」はマヌケな部下やドジすぎる違反者にアゼンとする役。「マトモな人」なので、周囲のバカっぷりを目立たせる役どころになっています。好きなキャラ、笑いのシーンを探して楽しむコメディ。この映画のDVDはリリースされていない様子。VHSを見つけたら入手してみてください。
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