2020年11月21日土曜日

懐かし映画劇場:カーター・ワン『少林寺への道4』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」少林寺の青年が寺を混乱させた叛徒を追いつめるカンフー映画。妙なワイヤーアクション、かわいい皇女、「火を噴く馬車」にも注目です。

(Shaolin Traitor:1983)

1.少林寺

次々と僧たちが殺されていく。犯人も目的も謎だ。

2.師範

少林寺にある「悔心院」というところに幽閉されているテンチー師範。過去にカンフーを悪用したため、そこで反省の日々を送っている。

3.弟子

テンチーの弟子ペンフェイ(カーター・ワン)。テンチーから「少林寺の裏切り者を探り出せ」と命じられる。

4.混乱

新しい総管長を決める少林寺。

5.陰謀

人が殺され、(大した証拠もないのに)殺人犯として疑われるペンフェイ。さらに皇帝から贈られた「秘宝の香炉」が奪われて、これもペンフェイが犯人扱いされてしまう。

6.皇帝と皇女

少林寺を潰すため、少林寺の混乱を利用しようとする皇帝と皇女(ロン・ジェンエール)。皇帝にとって少林寺カンフーは厄介な存在なのだ。

7.命令書

少林寺発行の「ペンフェイ殺害命令書」。次々とペンフェイを襲う刺客(「ペンフェイを油断させる芝居」付き)。

8.食堂

カンフー映画で「食堂のシーン」が出てくると争い事が起こる、というパターン。箸で追っ手と戦うペンフェイ。

9.集合

「秘宝の香炉」を取り戻せなければ寺を焼いて自害する、という約束をした少林寺。皇女がそれを見物に。

10.最後の対決

ついに「叛徒」の正体が明らかに。戦うペンフェイ。「火を噴く馬車」で逃げる黒幕を捕らえることができるのか?

(予告編:YouTube)

(コメント)

名作カンフー。何らかの目的で少林寺を陥れようとする「叛徒」。人が襲われ、「秘宝の香炉」も奪われる。被害者の近くにいたから、という理由で犯人扱いされるペンフェイ。何十年も修行した高僧たちが大した証拠もなく人を疑って非難(修行が足りないんじゃない?)。追われるペンフェイが刺客と戦うシーン、全てを仕組んだ黒幕と戦うシーンが見せ場。戦うカーター・ワンがカッコいい作品。皇女役のロン・ジェンエールもカワイイ。ワイヤーアクションはちょっと微妙。見せ場をたくさん盛り込んだ傑作です。 

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