2020年11月21日土曜日

懐かし映画劇場:カーター・ワン『少林寺への道3』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」少林寺で修行した青年が因縁の敵にしつこく追い回されるカンフー映画。敵の挑発、ヒロイン(ドリス・ロン)、キョンシー、最後の対決が見せ場。

(The 8Masters:1982年)

1.少林寺

拳法界に憎まれた仇英豪という男。その息子、仇少捷(カーター・ワン)はオヤジの仲間に助けられて少林寺へ。そして18年間、修行。

2.実力テスト

全身が金色の僧と腕試しする仇少捷。単なるテストではなく、失敗すれば本当に命を落とす危険なもの。

3.食堂でのいざこざ

助けてくれた恩人の恩に報いるために下山。食堂で暴れるチンピラを「慎重・忍耐・寛容の精神」で倒す。このシーンはギャグっぽい倒し方が多い「笑い所」。

4.母と明珠

母と暮らし、恩人の娘「明珠」と結婚するのがこれからの少捷の希望。

5.しつこく挑戦

引っ越ししても引っ越し先に現れる武林一門。「戦え」という挑発。痛めつけられてもガマンする少捷。

6.ついに挑戦を受ける

素手で勝負する少捷。敵たちは刃物を使ったりする。たった一人で次々と強敵と戦うシーンが見せ場。

7.キョンシーと対決

腕を見せろ、ってな感じで少捷に変な連中と戦わせる黒幕(武術家たちを煽って、少捷をしつこく狙い続ける男)。

8.最終決戦

黒幕と戦う。黒幕の男は「勝負しろ」という割には凶器を使ったり、逃げたりする卑怯な奴だ。

『少林寺への道3』「見所ポイント紹介」「懐かし映画劇場:映画ブログ」。

(コメント)

仇英豪という男が拳法界に憎まれ、息子の仇少捷がしつこく狙われる映画。見せ場がたくさんある、充実した内容。修行シーン、食堂でのコミカルな戦い、キュートなドリス・ロン、しつこく挑戦する武林一門、少捷が一人で次々と強敵と戦うシーン、など。特にオススメなのが「食堂のシーン」。カンフー映画では「食堂のシーンが出てくるとモメ事が起こる」というのは定番の演出。西部劇の「酒場の乱闘」みたいなもんです。挑発されてもずっと我慢する少捷。ついに戦う。カーター・ワンの魅力が爆発してる名作。かなりのオススメ作ですがDVD化されておらず、ソフトを見つけるのは難しいかも。私はVHSで鑑賞しました。

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