「懐かし映画劇場:映画ブログ」四人組のダイヤ強盗が仲間割れして起こるドタバタを描いたコメディ映画。ずるい女、バカな弁護士、裏切られてキレるヒゲ男、動物好きの男など。
(A Fish Called Wanda:1988年)
ダイヤを狙う強盗四人組。リーダーはヒゲのジョージ(トム・ジョージソン)。
2.メンバー2
ジョージの女ワンダ(ジェイミー・リー・カーティス)。色仕掛けが得意技。
3.メンバー3
アメリカ人のオットー(ケヴィン・クライン)。ジョージに隠れてワンダと交際している。「バカ」と呼ばれるとキレそうになる、やっかいな性格。哲学書を読み、銃の名手でもある。
4.メンバー4
ケン(マイケル・ペイリン)。強盗だけど、動物好きの優しい男。口下手だが、ジョージに信頼されている。飼っている魚に「ワンダ」と名付けてかわいがっている。
5.弁護士
有能な弁護士のアーチー(ジョン・クリーズ:「モンティ・パイソン」の一員)。仕事はできるが、家庭ではそっけない妻とナマイキな娘にウンザリ。
6.逮捕
手際よくダイヤを強奪した四人組。オットーの密告により逮捕されてしまうジョージ。
7.ハプニング
ジョージが隠したダイヤを手に入れようとするオットーとワンダ。オットーを裏切ってダイヤを独り占めにしようとするワンダだが・・・。
8.珍シーン
ジョージを弁護するアーチーに接触するワンダ。色仕掛けを使ってダイヤの隠し場所をアーチーから聞き出そうとする。ワンダにすっかりメロメロになったアーチーは友人の家で恥ずかしいところをバッチリ見られてしまうドジっぷり。
9.証人
事件付近でジョージの顔を目撃した証人のオバチャン。ジョージの命令で証人を消そうとするケンだが・・・。
10.決着
空港でダイヤを手に入れようとするオットーとワンダ。最後に笑うのは?
(予告編:YouTube)
(コメント)
少し(かなり?)違和感がある内容。奪ったダイヤを最後に手に入れるのは? という内容。宝石店は被害者のまま。うまく犯罪をやった、というクライムムービー。「ワンダ」っていうのはホントに悪い奴。ダイヤを独り占めにしようとする。ハッキリ言って嫌いだな、こういう奴。でもこれはコメディですから。見所はケンが暗殺をトチるシーン、アーチーがマヌケな姿を小さい子にまでバッチリ見られてしまうシーン、いつも冷静なジョージが法廷でブチ切れるシーン、など。好きなシーンを見つけて楽しむ映画。私は「ジョージ」がちょっと気になる(一番頭がいいのに自分だけ捕まって損をする。人生の悲哀を感じるキャラ)。面白いシーンだけ楽しんでください。
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