2020年11月16日月曜日

懐かし映画劇場:サモ・ハン・キンポー『燃えよデブゴン』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」田舎から香港へ働きに出てきたデブゴンが美女をさらった悪人たちと対決するコメディ映画。ブルース・リーのモノマネ、珍キャラ&ドジが楽しい。

(Enter The Fat Dragon:1978年)

1.デブゴン登場

日本で「デブゴン」呼ばわりされることになったサモ・ハン。本作での名前は「ロン」。「デブゴン」の方がわかりやすいかも。田舎で豚飼いをやっているデブゴン。香港で屋台をやっている叔父さんが人手不足ということで、『燃えよドラゴン』風に船に乗って香港へ。

2.美人のお客

叔父さんの店の常連客チン。デブゴンとは気が合うようだ。

3.迷惑な客

メシを食うだけ食って、代金を払おうとしないチンピラたち。待ってました、とばかりに得意のカンフーで叩きのめすデブゴン。得意顔のデブゴンだが、叔父さんは不安そうな表情。

4.不安的中

仕返しにやってきたチンピラたち。店をボロボロに。店にイヤガラセするチンピラの役でユン・ピョウが出てます。

5.外人と対決

店を壊されたので、チンが働いているレストランで使ってもらえることになったデブゴン。チンにいやらしいことをした外人を『ドラゴンへの道』ばりに叩きのめす。

6.悪のボス

チンピラたちを使ってインチキな商売をしている男(ロイ・チャオ:『燃えよドラゴン』ではブルース・リーの師匠の役だった人だ)。

7.横山ノック?

悪ボスと組んで商売をしようとしている骨董品の収集家、パイ教授。怪しい男。屈強な三人のボディガードに守られている。

8.パーティ

パイ教授を接待する悪ボス。給仕を務めることになったチンとデブゴン。チンのことが気に入ったパイ教授。トラブルに巻き込まれるデブゴン。

9.映画撮影

カンフー映画にエキストラとして出ることになったデブゴン。ブルース・リーきどりの主役の男にイラついて撮影を台無しに。

10.変態教授

チンを誘拐したパイ教授。美女を好きなようにできる、とかなり興奮した様子。

11.最終決戦

チンを助けに来たデブゴン。パイ教授のボディガード(レオン・カーヤン、リー・ホイサン、デヴィッド・ニック)と対決。どんな戦いになるのか?

(予告編:YouTube)

(コメント)

ブルース・リーとも縁があった(口論した?)サモ・ハンがリーのモノマネをする映画。タイトルは『燃えよデブゴン』ですが、どちらかというと『ドラゴンへの道』のマネの方が多い(ような気がする)。カンフー映画の撮影を台無しにするシーンが一番面白い。他にも、ヘトヘトになるほど走るシーン、最後の戦いなどの対決シーン。「パイ教授」ってのが気持ち悪い男。美女をさらっていやらしいことを企む。引くほどのいやらしさ。『燃えよドラゴン』のロイ・チャオが出てるのも面白い演出。チンピラ役で出演のユン・ピョウも『燃えよドラゴン』にチラッと映ってました。とても個性的でサモ・ハンらしい楽しい作品なのですがDVDは発売されていないようです(なぜだろう?)。他のデブゴン・シリーズは売られています。いつか観られるときがくればいいですね。 

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