懐かし映画劇場：『ジャッキー・チェンの醒拳』

「懐かし映画劇場：映画ブログ」二人の青年が親の敵と対決するカンフー映画。『クレージーモンキー 笑拳』の未使用映像と「偽ジャッキー」で作られた珍作。「本物」登場シーンがオススメ。

（Fearless Hyena II：1983年）

１．過去の因縁

合体技を使う二人組の末世流（二人組の一人はヤム・サイクン）。武道の恨みで六合八卦流のチン兄弟を敵視。

２．時は流れ

チン兄弟の弟の息子ロン（ジャッキー・チェン）。トリやドジョウをつかまえる、野生児な男（『拳精』の流用シーン）。

３．就職

セコい店主（ディーン・セキ）がやってる食堂で職探しするロン（ジャッキー本人が出てるシーン。この映画で一番の見所かもしれない）。

４．ロンの従兄弟ドン

変わった仕掛けのある家に住んでいる。だらけた感じの男だ。　

５．ミステイク

賭事をするロン。文句つけた相手に六合八卦拳を使ってしまい、因縁の敵に知られてしまう。

６．逃亡

ヤバイことになった、ということで変装して逃げるロン（赤鼻の偽ジャッキー）と父。

７．男気

チン兄弟を保護してきたシュウ頭首。命がけで末世流と戦う。

８．最終決戦

末世流にロンとドンが力を合わせて挑む（『クレージーモンキー笑拳』のラストバトルの流用が多い）。勝負の行方は？

(予告編：YouTube)

（コメント）

いろいろツッコミどころがある映画。『クレージーモンキー笑拳』の未使用映像と偽ジャッキー。マジメに観てもいいし、ヘンなシーンにツッコミながら観てもいいし。「偽ジャッキー」はそんなに悪くない。ジャッキーもヘンなコスプレしたりするときがありますから。「末世流」が合体技を使うシーンは爆笑モノ。あのヤム・サイクンが真顔でマヌケな動き。ディーン・セキが出てくるシーンが一番のオススメ。珍作ですが面白いシーンもありますのでそれなりに楽しめます。好きなシーンを自由に楽しんでください。

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