懐かし映画劇場：レスリー・ニールセン『裸の銃を持つ男 PART2 1/2』

「懐かし映画劇場：映画ブログ」ロサンゼルス市警の超ドジ刑事が「アメリカのエネルギー政策にからむ陰謀」を追うコメディ映画。ホワイトハウスの晩餐会が楽しい。

（The Naked Gun 2 1/2: The Smell of Fear：1991年）

１．フランク・ドレビン再登場

ロス市警の刑事フランク（レスリー・ニールセン）。ホワイトハウスの晩餐会に出席。エビを食べるのに悪戦苦闘。被害に遭うファーストレディと警察長官。

２．爆弾事件

アメリカの今後のエネルギー政策を大統領に提案する予定のマインハイマー博士。博士の研究所が爆破されてしまう。爆破現場を調査するフランク、部長のエド（ジョージ・ケネディ）ら。このシーンにも細かいギャグないっぱい。

３．怪しい男

石油業界の大物ハプスバーグ（ロバート・グーレ）。フランクの元彼女ジェーン（プリシラ・プレスリー）と交際。嫉妬するフランク。

４．暗いバー

ジェーンに新しい男ができたことを寂しがるフランク。ブルーな雰囲気の店で気張らし。このシーンは『カサブランカ』のパロディ（この映画には他にも『ゴースト/ニューヨークの幻』などのパロディがあります）。

５．いかがわしい店

爆破犯を追ってアダルトな店で聞き込み。今作の「裸の銃を持つ男」は部長のエド。

６．災難

前作に続いて、またしても悲惨な目に遭うノードバーグ刑事（O・J・シンプソン）。連続ドジでデトロイト行き。

７．立てこもり

追いつめられた爆破犯が民家に立てこもる。乱射する警官隊。戦車に乗ったフランクは動物園の壁をぶちこわし。

８．殺し屋の襲撃

ジェーンを襲う殺し屋。ドライヤーと電動歯ブラシで対決するフランクと殺し屋。

９．倉庫

さらわれたマインハイマーが監禁されている倉庫に乗り込むフランク。マインハイマーを無事、救出できるのか？

10．ドジ警察

電柱のすぐ後ろに車を停めたため、つっかえて後ろのドアから出られない捜査陣。マヌケすぎるけど、よくあることなのかもしれない。

11．変装

メキシカンに変装してマインハイマーの演説会に潜り込むフランクたち。ニセモノのマインハイマーと本物を入れ替えようとするが・・・。

12．本性

ついに本性を現したハプスバーグ。ジェーンをさらって逃走。

13．仕掛け

ハプスバーグが「切り札」として核装置をセット。フランクは解除できるのか？

（予告編：YouTube）

（コメント）

今回も細かいギャグがいっぱい。まず最初はストーリーを楽しむ。二回目は画面の隅っこまで見ないと気付かないようなギャグを探しながら観る。少なくとも二回は楽しめます。個人的にはオープニングの「ホワイトハウスの晩餐会」が最高。エビを食べようとするフランク。ファーストレディをぶっ飛ばしてしまう。ノードバーグは今回も悲惨な目に。名優ジョージ・ケネディはさりげなく笑いを取るのがうまい。楽しい気分になりたい人にオススメの傑作です。

--------------------------------

（Amazonショッピングサイト）裸の銃を持つ男 ベストバリューBlu-rayセット