2020年9月21日月曜日

懐かし映画劇場:レスリー・ニールセン『裸の銃を持つ男』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」ロサンゼルス市警の超ドジ刑事が「ヘロイン事件」「女王暗殺計画」を追うコメディ映画。「連発される大ボケギャグ」「ソックリさん」が楽しい。

(The Naked Gun:1988年)
1.フランク・ドレビン登場
ロス市警の刑事フランク(レスリー・ニールセン)。なぜか海外でも活躍。ベイルートに集まった反米指導者たちと対決。

2.麻薬犯罪
ヘロイン組織を追うノードバーグ刑事(O・J・シンプソン)。怪しい船に乗り込むが・・・。

3.お見舞い
重傷のノードバーグの病室を訪ねるフランクと部長のエド(ジョージ・ケネディ)。朦朧としながらフランクに何かを伝えようとするノードバーグ。ベッドが真っ二つになったりするギャグ付き。

4.捜査
怪しい実業家ルドウィグ(リカルド・モンタルバン)を訪ねるフランク。ルドウィグはかなりの大物なので慎重な捜査が必要だ。

5.一目惚れ
ルドウィグの秘書ジェーン(プリシラ・プレスリー)に惚れてしまうフランク。いきなり階段からズッコケるジェーン。ドジはドジを呼ぶ?

6.研究室
警察の鑑識課では遺留品の分析だけではなく、捜査用具の開発も行われている。

7.大騒ぎ
病室のノードバーグを襲った男を追跡。そして、アメリカ映画らしい派手なシーン。

8.裸の銃(ガン)を持つ男
どう考えても怪しいルドウィグ。真夜中にルドウィグの部屋に勝手に侵入して「ノードバーグ銃撃事件」の手がかりを探すフランク。部屋を台無しにして窓から外へ出るが・・・。

9.女王様
女王のアメリカ到着を歓迎するパーティー。銃を持つルドウィグを見て、フランクは女王を救おうとする。

10.野球場
野球観戦をすることになった女王。暗殺の危機があるとニラんだロス市警は球場を警備。名オペラ歌手エンリコ・パラッツォばりの歌唱力(?)でアメリカ国歌を歌うフランク。

11.危機一髪
女王を襲うのは意外な男。フランクは女王を救うことができるのか?

(予告編:YouTube)

(コメント)
レスリー・ニールセンの個人芸が爆発。全てが見所、という無駄のない映画。オープニングからスゴイ。世界の大物と戦うフランク。アミン大統領も出てます(本物じゃないけど)。エリザベス女王を守ろうとしたり、世界的オペラ歌手エンリコ・パラッツォが出てきたり。「世界」を意識した、スケールの大きい作品。ベイルートのシーン、ルドウィグの部屋を台無しにして窓から外へ出たフランクが「裸の銃」を握るシーン、女王歓迎パーティー、野球場のシーン、が特に面白い。ノードバーグが撃たれるシーンも面白すぎる。モグモグ食べるジョージ・ケネディ。『猿の惑星』シリーズでもおなじみのリカルド・モンタルバンが被害に遭うシーンも面白い。個人的には「世界一面白いコメディ映画」だと思っています。強くオススメできる傑作です。
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