2020年9月23日水曜日

懐かし映画劇場:ブルース・リー『ドラゴン怒りの鉄拳』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」師匠を殺されたカンフーの達人が日本人道場と対決するカンフー映画。リーの魅力、ノラ・ミャオ、敵との対決、ラストシーンが見せ場の名作。

(Fist of Fury:1972年)

1.上海
「師匠の死」の知らせで上海の精武館に帰ってきたチェン(ブルース・リー)。

2.侮辱
悲しい葬儀の中、精武館を侮辱しにやってきた日本人と通訳のウー(ウェイ・ピンアオ)。

3.報復
日本人道場に乗り込むチェン。一人で大勢を相手。ヌンチャクを使う。

4.陰謀
「師匠の死」の真相を聞いたチェン。実行犯と対決。

5.墓地
婚約者ユアン(ノラ・ミャオ)と愛を確認するチェン。しかし彼らの希望は遠のいていくばかり。

6.人力車
「師匠の死」について通訳のウーを問いつめるチェン。ウーはチェンを背後から攻撃しようとする。

7.ロシアン・マフィア
日本人道場にかくまわれている逃亡中のロシア人、ペトロフ。鋼鉄の棒を曲げる、などかなりの腕力。チェンは電話修理人に変装してペトロフの戦力をチェックする。

8.殴り込み
日本人道場に殴り込むチェン。刀で襲われるが、素手で応戦。

9.一騎打ち
チェンとペトロフの死闘。パンチやキック以外の技も使うペトロフ。

10.最後の戦い
執拗に精武館を攻撃してきた日本人道場主の鈴木。チェンと鈴木の決着をつける戦い。「日本刀 vs ヌンチャク」もある伝説の勝負。

(予告編:YouTube)

注目ポイント
日本人が悪役。なぜだかわかりませんが中国人のカンフー道場「精武館」を異常に敵視する日本人。日本人のイヤガラセにチェンが報復、という内容。戦いのシーンは大きく二つ。日本人道場へ二回の殴り込み。一回目はヌンチャクでザコを倒しまくる。二回目はペトロフ(ロシアンマフィア)、鈴木との決着戦。鈴木との戦いでは「日本刀 vs ヌンチャク」が印象的。ツッコミどころも。日本人道場でチェンが一度に二人を投げ飛ばすシーンがありますが、このとき二人が人形になってます。日本人道場の壁には「室田日出男」と書かれた木製の名札が。『仁義なき戦い』でおなじみの室田日出男が所属する道場(同姓同名か?)。ジャッキー・チェンラム・チェンインがリーに倒される日本人役で出演。チェンが人力車を持ち上げて投げ飛ばすシーン(あれだとチェンも一緒にひっくり返ってしまうのでは?)。ラストの銃殺シーン(あの角度だったら後ろにいる日本領事館の人たちにも銃弾が当たるんじゃないかな?)。アクションはスゴイ。でもツッコミどころも、という作品です。
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