2020年9月23日水曜日

懐かし映画劇場:ブルース・リー『ドラゴンへの道』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」カンフーの達人がローマで中華レストランをマフィアから守ろうとするカンフー映画。チャック・ノリス、イタリアの名所が見せ場の名作。

(The Way of the Dragon:1972年)

1.イタリアのローマ
いとこがピンチ、ということで香港から助っ人にやってきたタンロン(ブルース・リー)。飛行機が早く到着してヒマをもてあます。オバちゃんにジッと見られたり、食堂で大量のスープを出されたり・・・。

2.いとこ
レストランオーナーのチェン(ノラ・ミャオ)。タンロンの言動にイライラ。マフィアのイヤガラセに困っていて、ストレスでいっぱい。

3.異国の文化
どうもローマに馴染めないタンロン。他人には親切にしなさい、とチェンに怒られる。

4.イヤガラセ1
早速やってきたマフィアのチンピラ。だらけた太っちょを高速キックで倒すタンロン。

5.殺し屋
銃を持った殺し屋がタンロンとチェンを待ち伏せ。

6.イヤガラセ2
マフィアのボス自ら通訳の男を連れて威嚇。レストラン裏でチンピラどもをヌンチャクで蹴散らすタンロン。

7.誘拐
チェンをさらって、レストランを売り渡すことを強制するマフィア。口笛を吹きながら助けに現れるタンロンとレストラン従業員。

8.ゼスチャー
レストランに手を出すな、とマフィアのボスに警告するタンロン。

9.格闘家
タンロンたちを野原に呼び出して始末しようとするマフィア。ヨーロッパ人武術家のフレッド(ボブ・ウォール)、日本人武術家の長谷平(ウォン・インシック)が悪の手先となって襲いかかる。

10.最後の戦い
アメリカ人武術家のゴードン(チャック・ノリス)とタンロンがコロッセオで一騎打ち。激しい戦いの後には何が・・・?

(予告編:YouTube)

注目ポイント
イタリアのローマが舞台。リーやノラ・ミャオと観光旅行してる気分を味わえる映画。なぜだかわかりませんが、中国人がやっているレストランをマフィアが欲しがる、という内容。他にもいい物件はあると思うのですが、このレストランを狙い打ち。タンロンはローマの空港で食堂のウェートレスに大量のスープを出されたり、ヘンなおねえさんに誘われるなどローマにはなじめない様子。タンロンとマフィアの戦いは「レストラン裏」「マフィアの事務所」「野原」「コロッセオ」で行われます。チンピラとの対決は楽勝。ヨーロッパ人武術家のフレッド、日本人武術家の長谷平との戦いも楽勝。強かったのがアメリカ人武術家のゴードン。このときのノリスはヒゲが無い(ヒゲのあるなしで随分印象が違う人)。キャラクター的に目立っているのはギャングの手下ホー(「ホー」役のウェイ・ピンアオは『ドラゴン怒りの鉄拳』と同じく、悪い外国人の通訳の役。くねくねした動きで気持ち悪さがパワーアップ。国際電話をかけるときの「イエ~ス、ア・メ・リ・カ!」は今となっては伝説)。リーのユーモラスな演技・演出、ノラ・ミャオの美しさ、コロッセオでの対決、がオススメの名作です。
--------------------------------------
Amazonショッピングサイトへのリンクです。

0 件のコメント:

コメントを投稿