2020年9月22日火曜日

懐かし映画劇場:リカルド・モンタルバン『猿の惑星・征服』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」両親を人間に殺された過去を持つ猿がクーデターを起こすSF映画。第四弾(『新・猿の惑星』の続き)。なぜ猿が人間より上の立場になったのか?

(CONQUEST OF THE PLANET OF THE APES:1972年)

1.1991年
北アメリカ。犬と猫がウイルスで全滅(1983年)し、代わりに猿がペット化。「労働力」として猿が人間と共存するようになった世界。ジーラ(『猿の惑星』シリーズで人間と関わってきたチンパンジー)の息子マイロを連れてサーカスの宣伝に都市へやってきたアーマンド(リカルド・モンタルバン:『スタートレック』『キャノンボール2』『裸の銃を持つ男』ほか)。

2.奴隷
人間たちに酷使される猿(ミスをして怒られたり、罵倒されたり)。

3.ミス
人前で思わず言葉を発してしまうマイロ。警官に聞かれてしまう。

4.逃走
他の猿に紛れて身を潜めるマイロ。

5.追求
「人間の言葉を使う猿」について当局から厳しく追及されるアーマンド。

6.保護
オークションで知事に落札され、自らを「シーザー」と名付けるマイロ。知事の側近マクドナルド(ハリー・ローズ)はシーザーを守ろうとする。

7.反乱
「人間に反抗する猿たち」を指揮するシーザー。武器をとり、人間を攻撃(猿にあっさりやられる人間の劣化ぶりが痛々しいシーン)。

8.最後の対決
「猿の集団」と「人間の軍隊」がニラみ合う。そして・・・。

(予告編:YouTube)

(コメント)
猿を便利な道具として使う人間。「未来からやってきた猿」の遺児が猿を率いて反乱。猿に負けてしまう人間が情けなすぎる映画。確かにゴリラとかライオンとか、人間よりも強い生き物はたくさんいますが、人間は強力な武器を持って地球を(一応)支配しています。にもかかわらず猿に負ける人間。あまりの劣化ぶり。何かに取って代わられるのは時間の問題だったか。地球の環境が悪化して人間が暮らせないようなものになってしまったら、何が地球の支配者になるのだろう? 
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