2020年9月22日火曜日

懐かし映画劇場:ロディ・マクドウォール『最後の猿の惑星』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」猿と人間が共存する村がミュータント化した人間の武装集団に襲撃されるSF映画。シリーズ第五弾でラスト。1991年に猿が反乱を起こした後の世界。 

(BATTLE FOR THE PLANET OF THE APES:1973年)

1.2670年
北アメリカ。「過去の歴史」を語る猿の長老(ジーラとコーネリアスの息子シーザーが反乱を起こした前作『猿の惑星・征服』後の歴史がこの映画では語られる。「2673年」は一作目『猿の惑星』で、宇宙飛行するテイラー(チャールトン・ヘストン)が宇宙船で時間を確認した年)。

2.共存
核戦争後、猿と人間が共存。村を率いるのは、あのシーザー(ロディ・マクドウォール)。反乱後の数年で猿たちは完全に人間の言葉をマスター。

3.対立
シーザーと人間を嫌うゴリラのアルドー将軍。「賢いチンパンジー」と「粗暴なゴリラ」は共存できない関係のようだ。

4.記録
「地球の未来」を知るために、放射能汚染地域にある記録保管所に向かうシーザー、バージル(ポール・ウィリアムズ)、人間のマクドナルド。

5.生存者
記録保管所がある都市の廃墟には、隠れて暮らす人間が。

6.未来
記録(ジーラとコーネリアスの証言を録画したテープ)で「未来」を知るシーザーたち。

7.追跡
記録テープの閲覧後、人間に銃で追われるシーザーたち。

8.侵攻
猿を全滅させようとする人間。戦争によって権力を奪おうとするアルドー。人間軍の侵攻。戦闘。

9.戦いの後
シーザーは「罪」を犯したアルドーを追及する・・・。

(予告編:YouTube)

(コメント)
核戦争後の世界。すっかりダメダメになってしまった人間。猿も支配的な地位にはついていますが、人間が作ってきた社会を超える社会を作り出す科学力はありません。この時点では人間も言葉を使って猿とコミュニケーション。しかし第一作目の未来になると言葉をしゃべれないレベルに。情けないですね。猿にも劣るだらしなさ。言葉が汚い人。妙な言葉を繰り返す人。言葉を大事にしない人たち。猿に負けるときがホントにくるかもしれません。
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