2020年9月26日土曜日

懐かし映画劇場:ジャッキー・チェン『キラー・ドラゴン/流星拳』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」「奪命流星」という謎の武器を持つ男が様々な敵と戦うカンフー映画。ジャッキーとジミー・ウォングの共演、個性的キャラ、事件の謎に注目。

(The Killer Meteors:1977年)

1.謎の男
正体不明の男、梅星河(ジミー・ウォング)。「奪命流星」という武器を持ち、491人から命を狙われている。この映画の主役。

2.大物
花無病(ジャッキー・チェン)は武名のある人物。妻に毒を飲まされたため体調不良。花の妻(花雨)が持つ解毒剤を入手することを梅星河に依頼。

3.手合わせ
梅星河の力量を試す花無病。ジャッキーとジミーの対決。

4.怪しい女
解毒剤を持つことで夫を自由にコントロールする花雨。

5.四天王
花雨を守る手下。目的のためなら手段を選ばない四人組。
・満天星:梅花針の使い手
・勾魂手:何でも吸い寄せる手
・ハイラマ:妖術使い
・鬼道士:狡猾な策士(リーマンチン)

6.対決
邪魔な四天王を始末する梅星河。

7.解毒剤
花雨のガードマンたちと戦う梅星河。梅星河の子分も参戦。

8.黒幕
ややこしい事件の真相・背景を明らかにする黒幕(「王宮から宝を盗んだ犯人」。この映画は多くの謎・裏切りがあって、話がチョイとややこしい)。

9.もう一人の黒幕
黒幕の共犯と危険な場所で決着戦。梅星河の「奪命流星」が炸裂する。

(予告編:YouTube)

(コメント)
『ファイナル・ドラゴン』というタイトルでDVD化されている映画。主役はジミー・ウォング。「謎の男」を演じてます。ジャッキーは悪役。でもあんまり悪いイメージはありません(作中で悪いことをしないため)。キャラが強いのは「四天王」。ヘンな術を使う。面白いキャラたちなのですが、これは「ジミー・ウォングの映画」。「四天王」とは名ばかりで、かなりのザコキャラ。黒幕が「事件の真相・背景」を明らかにするシーンがありますが、映像ではなくセリフで表現されるので、メモを取るなどして内容を把握した方がいいと思います(記憶力、理解力のいい人はその必要なしです)。見所は、ジャッキー出演シーン、四天王、「奪命流星」という武器。好きなキャラ、シーンを探して楽しむ映画です。
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