2020年9月28日月曜日

懐かし映画劇場:ジャッキー・チェン『成龍拳』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」総督の息子が奪われた恋人を取り戻そうと戦うカンフー映画。残忍な敵、卑劣な裏切り者、兄弟分。焼きごてのシーンで有名なシリアスな内容。

(To Kill With Intrigue:1977年)

1.時代劇

総督の息子、小雷(ジャッキー・チェン)。旧敵「花蜂党」が襲撃にやってくると知って、家族と恋人を守ろうとするが・・・。

2.恋人

小雷の恋人、千々。花蜂党の襲撃から守るために、小雷は彼女を友人の金川に預けるが・・・。

3.襲撃

花蜂党は「敵を皆殺しにする」のがいつものパターン。総督一家を襲う。使う武器はカワイイが実に残忍。女リーダーの丁は総督に強い恨みを持っている。

4.

復讐を果たした後、小雷を愛してしまう丁。過去の恨みはどこかへ行ってしまったようだ。

5.殺し屋

殺し屋集団の「血雨党」が小雷を襲う。

6.兄弟分

飛竜警備隊の隊長と知り合いになる小雷。飛竜警備隊は盗まれた宝を追っている。

7.報復

血雨党が再び小雷を襲う。一人で大勢と戦い、負傷。

8.裏切り者

最悪の裏切り者、金川。自分の欲望のためなら友人のフリもする男。邪魔者を消すために罠を仕掛け、人の恋人を奪う卑劣さ。

9.修行

金川と戦うために修行する小雷。丁が稽古を付ける。腕が未熟な小雷は丁からキツイ罰を与えられる(焼きごてのシーン)。

10.最終決戦

「成龍拳」の「虎の巻」で修行した小雷が金川と戦う。その結末は?

(予告編:YouTube)

(コメント)

シリアスすぎる内容。やはり「焼きごて」でヒドい顔になってしまうのが観ていてつらい。それ以外は良くできている作品だと思うのですが。「花蜂党」の女リーダーは非情ではあるけれども、情に熱いところもある女。「血雨党」が小雷を襲うシーンは迫力。最後の対決シーンはスゴイけどツッコミどころも。ジャッキーが執念で敵を追う、本格派カンフー作品。飛竜警備隊の隊員役で『蛇鶴八拳』『カンニング・モンキー/天中拳』でもおなじみのリー・マンチンが出てます(興味ありますか?)。シリアスなカンフーものが好きな方はどうぞ。

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