「懐かし映画劇場：映画ブログ」問題作ながらキックを主体としたアクションが見事な『死亡の塔』。ツッコミどころも満載の傑作。「敵キャラ」と「戦い」を紹介します。
①挑戦者
謎の挑戦者たちに狙われている格闘家のチンクー（ウォン・チェンリー）とビリー（ブルース・リー）。チンクーは「湯気の立つ熱々のお茶」を飲みながら戦う余裕ぶり。ビリーは温室で韓国の拳法家（カサノヴァ・ウォン）と戦う。戦うのはブルース・リーの代役の人。でも迫力があります。最初観たとき、リー本人かと思ったぐらいですから。
②ナイトクラブ
急死したチンクー。ビリーは日本のナイトクラブで働くチンクーの娘を訪ねる。楽屋で何者かに襲われ、さらに路上で襲撃者と対決。路上での戦いでは、ビリーに蹴られてガラスに顔を（自分から）押しつける奴がいたり、車が寿司屋に突っ込んだりする。
③「死の宮殿」
日本で殺された兄ビリーの死の真相を探るため来日したボビー。生きて出ることができない、という謎の屋敷に住むルイス（ロイ・ホラン）を訪ねる。イエン兄弟というのに狙われているルイスは自信タップリな感じで二人と戦う。このルイスという奴。チンクーから習ったカンフーで人を殺すのが趣味。イエン兄弟と過去にどんな因縁があったのか？（謎のまま劇終）。
④ 夜
ライオン（の着ぐるみ）に襲われるボビー。キックを食らって後退するライオン。しかし犠牲者が。
⑤片腕の男
何かと怪しいルイスの側近（片腕の男）を問いつめるボビー。片腕の男は「死亡の塔」や「相次ぐ格闘家の死」について何かを知ってそうな感じだったが・・・。
⑥ターザン男
「死亡の塔」を守る番人（タイガー・ヤン）。ヘンな格好で敵の襲撃に備えている。ボビーの凄まじいキックとボストンクラブ（プロレス技）を食らう。
⑦タコ入道
「死亡の塔」に潜む黒幕を守る番人（リー・ホイサン）。武器を使ってボビーを襲う。つるつる滑ったりしながら戦う、ひょうきんな殺し屋だ。
⑧黒幕
棺の向こうに隠れている黒幕。ボビーと対決。何かと謎が多いこの映画。最後には全ての謎が明かされるのか？
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