2020年9月20日日曜日

懐かし映画劇場:ブルース・リー映画の出演者たち

「懐かし映画劇場:映画ブログ」リーの魅力を引き立てた共演者たち。常連さんから一作だけの人まで。リーの共演者(ノラ・ミャオ、シー・キエンほか)を紹介します。

ブルース・リーの役名
『ドラゴン危機一発』『ドラゴン怒りの鉄拳』:チェン
『ドラゴンへの道』:タンロン
『燃えよドラゴン』:リー
『死亡遊戯』:ビリー・ロー

ノラ・ミャオ
香港映画界ナンバーワンの美女。『ドラゴン危機一発』では氷水売りの役。笑顔でリーと会話するシーン。『ドラゴン怒りの鉄拳』ではリーの薄幸な恋人役。墓地のシーン、ラストシーンが悲しい。『ドラゴンへの道』ではマフィアに脅されるレストランオーナーの役。イラついてタンロン(ブルース・リー)に八つ当たりするシーン、タンロンの強さを見て手のひら返すシーンが印象的。

マリア・イー
ノラ・ミャオは美人タイプ、マリア・イーはカワイイ系の人。『ドラゴン危機一発』のヒロイン。チェン(ブルース・リー)のいとこの役。悲しい作品だったため、涙を見せるシーンが印象的だった。『ドラゴン怒りの鉄拳』では「精武館」で修行する、その他大勢の一人。ずいぶん差があるキャスティング。

ジェームス・ティエン
『ドラゴン危機一発』ではチェンのいとこ。カンフーが得意であったのが命取りになった。『ドラゴン怒りの鉄拳』では「精武館」で修行する一人。セリフはあるけど大きな役ではなかった。『死亡遊戯』では国際シンジケート組織に逆らったチャーリーという男の役。カリーム・アブドゥル=ジャバーのネックハンギング(プロレス技)で苦しめられる。

リー・クン
『ドラゴン危機一発』ではチェンのいとこ。コミカルな表情を見せたり、チェンにイヤミを言ったり。『ドラゴン怒りの鉄拳』では「精武館」の一人。勝手な行動をするチェン(ブルース・リー)に戸惑う役。

ラム・チェンイン
『ドラゴン危機一発』ではチェンのいとこ。アゴをなでるシーン、チェンと行進するシーンが印象的。『ドラゴン怒りの鉄拳』ではチェンに倒される日本人の役。

トニー・リュウ
ブルース・リー映画の常連。『ドラゴン危機一発』では悪社長のドラ息子。残忍な男の役だった。『ドラゴン怒りの鉄拳』では「精武館」の一人。『ドラゴンへの道』ではレストランの従業員。タンロンから習ったカンフーでマフィアと戦った。『燃えよドラゴン』ではハンの武道大会に出場。ローパー(ジョン・サクソン)と戦って撃沈。

ハン・インチェ
『ドラゴン危機一発』では製氷会社の悪社長。カンフーを人殺しに使う。本当にカンフーをマスターしているため、チェンとの勝負は見応えのある戦いになった。『ドラゴン怒りの鉄拳』では「精武館」を陥れる卑劣な役。チェンにドカドカ殴られて終了。

ティエン・フォン
『ドラゴン怒りの鉄拳』の師範。日本人相手に暴れ回るチェンの扱いに困る役どころ。

橋本力
『ドラゴン怒りの鉄拳』の敵キャラ、鈴木。なぜだかわからないが「精武館」を異常に嫌っている。すごい目力。最後は日本刀でチェンを始末しようとする。

ボブ・ベイカー
ロシアンマフィアのペトロフ。鈴木の用心棒。関節技も使う格闘家。チェンとの対決は映画史上に残る戦い。

ウェイ・ピンアオ
『ドラゴン怒りの鉄拳』では日本の道場に味方する通訳の役。散々、精武館を侮辱。酔っぱらってチェンの人力車に乗った時点で終わっていた。『ドラゴンへの道』ではイタリアマフィアに味方する通訳。くねくねと体を動かし、いちいちオーバーアクション。「イエ~ス、ア・メ・リ・カ!」と国際電話をかけるシーンが印象的。

ボブ・ウォール
『ドラゴンへの道』ではイタリアマフィアに味方する助っ人。野原でタンロンに挑む。 『燃えよドラゴン』ではリー(ブルース・リー)の宿敵。武道大会で思いっ切り蹴られて劣勢になった後、卑劣な手を使おうとする。『死亡遊戯』では国際シンジケート組織の殺し屋の役だが、ブルース・リー本人との共演シーンは無し。

ウォン・インシック
『ドラゴンへの道』ではイタリアマフィアに味方する助っ人。野原でタンロンに挑むが、実力的にはイマイチ。「お前はタンロンか?」のセリフの方で有名。

ジョン・サクソン&ジム・ケリー
『燃えよドラゴン』で武道大会に出場するローパーとウイリアムス。友人関係。借金だらけで、ハンから仲間になるよう誘われるローパー。ウイリアムスは島でガードマンを襲ったとハンに誤解されてしまう。

ロイ・チャオ
『燃えよドラゴン』ではリーの師匠。リーと哲学的な会話をする。『死亡遊戯』ではリーの代役と共演。ビリー・ローの叔父の役だった。

シー・キエン
『燃えよドラゴン』で武道大会を主催するハン。元・少林寺の僧。今では麻薬に関係している謎の大物。片方が義手。「虎の爪」「鋼鉄の義手」でリーを襲う。

アンジェラ・マオ
『燃えよドラゴン』でリーの妹スー・リンを演じた。アクションができるためリーに気に入られていた、とか。

ベティ・チュン
『燃えよドラゴン』でハンの島に潜入した工作員、メイ・リン。宴会のシーン、リーの部屋で会話するシーン、武道大会のシーン、監禁されていた人たちを解放するシーンなどに登場。

ヤン・スエ
『燃えよドラゴン』でハンの用心棒ボロを演じた。筋肉ムキムキで「警備を怠った者」を始末するシーンがハイライト。

『死亡遊戯』
ダニー・イノサント、池漢載、カリーム・アブドゥル=ジャバー。国際シンジケート組織の殺し屋。『死亡遊戯』が未完成のままリーが死亡したため、「リーが残した格闘シーン」を新しいストーリーで利用。元々は『死亡的遊戯』の参加者、という役どころだった。

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(予告編:YouTube)
『ドラゴン危機一発』

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