2020年9月25日金曜日

懐かし映画劇場:ハンフリー・ボガート&イングリッド・バーグマン『カサブランカ』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」ナチスドイツに追われる夫婦がバーのオーナーを頼ってカサブランカから脱出しようとする戦争ドラマ映画。「君の瞳に乾杯」のセリフで有名。

(Casablanca:1942年)

1.事件
ドイツに支配されたフランス。1941年、フランス領モロッコのカサブランカ。ドイツ政府の役人2名が殺害され、通行証(海外へ行くことができるビザ)が奪われる事件発生。犯人を捜す警察。

2.少佐
ドイツ軍のシュトラッサー少佐。逃亡中の反ナチス活動家、ビクター・ラズロ(ポール・ヘンリード)を追う。

3.署長
フランス警察のルノー署長(クロード・レインズ)。支配者であるドイツに従う。

4.経営者
バーを経営するアメリカ人のリック(ハンフリー・ボガート)。ナチスに追われ、パリを脱出し、カサブランカへ流れ着いた男。

5.知人
ルノー署長と顔見知りのリック。通行証強奪事件やラズロについて話し合う。

6.再会
リックの店に現れたラズロとイルザ(イングリッド・バーグマン)。

7.警告
ラズロにカサブランカから出ないよう警告するシュトラッサー。

8.
イルザがバーのピアノ弾き、サムに思い出の曲をリクエストする(有名なシーン)。

9.過去1
陥落前のパリで愛し合うリックとイルザ(「君の瞳に乾杯」で有名なシーン)。

10.過去2
迫るドイツ軍。パリから二人で脱出する約束をするリックとイルザ。雨の中、リックは駅でイルザを待つ。

11.通行証
ラズロをアメリカに逃亡させるため、通行証が必要なイルザ。過去を全て打ち明け、リックが持つ通行証を譲ってもらおうとする。

12.空港
空港へやってきたリック、ラズロ、イルザ。二人分の通行証に署名するルノー。カサブランカを出ることができるのは二人だけ・・・。

(予告編:YouTube)

(コメント)
コメディ映画などでパロディされたりする映画。サムのピアノのシーン、「君の瞳に乾杯」のシーン。個人的には過去を振り返るシーン(「雨の中、リックが駅でイルザを待つシーン」)が印象に残りました。「なぜ来なかったのか?」は物語が進むに連れて明らかにされます。結局はイルザを守ろうとするリックは「男」ですね。当時のフランス、リックやイルザなどのキャラ、名シーンに注目の「永遠の名作」です。
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