「懐かし映画劇場:映画ブログ」第二次世界大戦末期のイタリアで起こった出来事を6歳の少女の視点で描いた戦争映画。悲惨な戦争が少女の記憶とイメージで語られる。
(THE NIGHT OF THE SHOOTING STARS:1982年)
1.1944年
イタリア。6歳の少女チェチリア。
2.脱出
ドイツ軍の侵略から避難する人たち。戦争が終わるのを強く望む。
3.聖堂
空爆から身を守るために聖堂へ避難する人たち。
4.レジスタンス
イタリアではドイツ軍以外にもファシストが虐殺・略奪を行う。避難民はレジスタンスの小麦の刈り入れを手伝う。
5.アメリカ兵
ドイツ軍とファシストを恐れる避難民。アメリカ軍が救援に来るのを待ちわびる。少女の前に現れた二人のアメリカ兵は夢か現実か?
6.戦い
レジスタンスとファシストの戦い。なぜかローマ時代(?)の戦士が登場。ファシストをやっつける。
7.村
小さい村にたどり着いて一息つく避難民。長年の想いを打ち明ける男女・・・。
(予告編:YouTube)
(コメント)
本来ならば悲惨なシーンが「子供の視点」で表現されているので、ユーモラスだったり、悲惨さが緩和された感じになっていたり。ただ、女性が撃たれるシーンはやっぱり悲しい。「希望と現実」の違いが深く感じられる演出。古代の戦士が登場するシーン。普通に戦闘シーンを描いたのでは平凡な感じになってしまうため、ありえない人たちが登場することによって、個性的な場面になっています。戦争映画なので楽しくはありませんが、「子供の目には戦争というものはどういう風に映るのか」が表現されている名作です。
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