2022年1月15日土曜日

ブルース・リー特集(2)「懐かし映画劇場:映画ブログ」

「永遠のドラゴン」ブルース・リーを振り返るコーナー。リーに関するデータ(体格、怪鳥音、特技ほか)、エピソードをまとめてみました。

ブルース・リー特集(2)「懐かし映画劇場:映画ブログ」
アメリカ時代のリー

身長は171cm。資料や関係者の話によってはそれより低かった、というものある。妻リンダは170cmと証言。「強さ」を売り物にしていた男。プロレスラーのように少し大きめにアピールする必要があったのかもしれない。視力が弱かったリー。普段はコンタクトレンズを使っており、サングラスを掛けていたのはカッコつけるためではなく、目を保護したかったからだと言われている。

怪鳥音(かいちょうおん)

リーの「アチョー」という叫び声(「怪鳥音」)。リーの映画は『燃えよドラゴン』を除いてリーの声は別人による吹き替え。しかし、この「アチョー」は他作品も本人の声だという。ただし、『死亡遊戯』の「怪鳥音」は別人の吹き替え。クリス・ケントとかいうよくわからない人が「ハチャー、ホチャー」と、気が抜けるような声でリー役を熱演。

トレーニング

「トレーニングの鬼」ブルース・リー。「指立て伏せ」ができるほどの力。雨の日以外はランニングするのが日課。雨の日はエクササイズ用の自転車で30分ほど走った、とか。しかし、有名になるにつれて路上でも決闘を申し込まれるようになったため、外を走るのは止めたとのこと(自宅にまで挑戦者が現れた、という話もある)。トレーニングマシンは特注の物。背中を伸ばすストレッチ的な器具を使ったとされているが、マネされるのを嫌がった妻リンダがリーの死後、アメリカに持ち帰ったという。それ以外にも電気仕掛けの健康器具(猪木の「リズムタッチ」みたいなもの?)を使っていたとされている。研究熱心なリー。好きなボクサーはモハメド・アリ。アリのビデオで特にフットワークを研究した、という。

特技

カンフーの動きを流用できたためか、ダンス(チャチャ)が得意だった。香港のダンスコンテストで優勝。華麗なダンスで女性にモテたといわれている。大学では哲学を専攻。得意科目とそうでないものが極端だったリー。理系がサッパリだったことと、競争がキツくないということで哲学を選んだ。自分に向いているものを選ぶセンスがあった。

友人

子供の頃から付き合いがあったのはユニコーン・チャン、トニー・リュー。この二人とはカンフー作で共演。ノラ・ミャオとは家族ぐるみの付き合い。ただし、リーがアメリカに行っていたので直接会ったのはアメリカ帰国後、とのこと(ノラ・ミャオ談)。サモ・ハンには『死亡遊戯』に出てもらいたい、とコンタクト。しかしスケジュールの都合により叶わず。その埋め合わせとしてサモ・ハンは『燃えよドラゴン』に出演。二人はじっくり話し合ってサモが『死亡遊戯』に出演できなかったことについて和解した。年上の日本人カメラマン西本正。『ドラゴンへの道』『死亡遊戯』の撮影担当。リーはスキヤキが好物だった、とのこと(西本、談)。撮影所で倉田保昭と面会。一緒に撮った写真はあまりにも有名。ジミー・ウォングによるとお互いの妻同士が友達で、リーと腕相撲をやったことがある、との話。アメリカ時代には豪華なスターたちに個人指導。弟子でもあり友人になったのはスティーブ・マックィーン、ジェームズ・コバーン、チャック・ノリス、ダン・イノサントら多数。イングリッド・バーグマンもリーがアクション指導を担当した「春の雨の中を」(69)でリーと会っている。 

ブルース・リー特集(3)

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