2021年5月2日日曜日

懐かし映画劇場:ブルース・ウィリス『ハドソン・ホーク』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」泥棒二人組が世界制覇を狙うグループに追い回されるコメディ映画。快盗ホーク、イカれた夫婦&包丁男、CIA、ギャング、ダ・ヴィンチの錬金術。

(Hudson Hawk:1991年)

1.レオナルド・ダ・ヴィンチ

偶然造られた「ゴールド」。錬金術と不思議な「クリスタル」。

2.現在

刑務所から出る泥棒のハドソン・ホーク(ブルース・ウィリス)。足を洗おうとするホークだが、保釈を担当する刑事、ギャングのシーザー(フランク・スタローン)から「仕事」を持ちかけられる。

3.

相棒トミー(ダニー・アイエロ)と一緒に「馬の模型」を盗み出すホーク。

4.オークション

「馬の模型」のオークション。ホーク、バチカンの女アンナ(アンディ・マクダウェル)、メイフラワー夫妻(リチャード・E・グラント、サンドラ・バーンハード)らが会場に。そして大混乱。

5.CIA

かつてホークを刑務所に送り込んだCIAのジョージ・キャプラン(ジェームズ・コバーン)が部下と一緒にホークの前に現れる。

6.イタリア

ローマで目が覚めたホーク。CIAと組むメイフラワー夫妻がホークに仕事をさせようとする。

7.始末

「ダ・ヴィンチの錬金術」を現代に復活させるのがメイフラワーとキャプランの狙い。用済みになったホークとトミーを爆弾で始末しようとする。

8.

連れ去られたアンナを救おうとするホーク。キャプランと一騎打ち。錬金術の行方は?

(予告編:YouTube)

(コメント)

ブルース・ウィリスの娯楽作。見所とツッコミどころがいっぱいの内容。音楽のリズムに合わせて盗みをやるホーク。「盗みの腕」を買われてCIAらに脅される。大物ジェームズ・コバーンを筆頭に個性的なキャラで固められた傑作。フランク・スタローンはシルヴェスター・スタローンの弟(お兄さんに似ている)。アンディ・マクダウェルは「素敵なお姉さん」って感じ。ダニー・アイエロはジャッキー・チェン『プロテクター』でもおなじみ。「メイフラワー夫妻」ってのがかなりイカレたキャラ。大金持ちの夫妻。錬金術でゴールドを造って世界経済を破滅させたい、のだとか(そんなことしたら自分たちが一番損をするのでは?)。ダ・ヴィンチの発明をめぐる争いがテーマの傑作。オススメのシーンは、『モナリザ』のモデル、両手に包丁の男(最期にも注目)、シーザーに襲われてホークが担架で走るシーン、「ダ・ヴィンチのノート」をホークが奪うシーン、額(ひたい)に爆弾、城での対決、ほか。コミカルな演出が楽しい映画です。

サンドラ・バーンハード:『キング・オブ・コメディ』で有名スターを誘拐する役でおなじみ。ロバート・デ・ニーロに負けないほどの存在感を見せた。

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