2021年1月20日水曜日

懐かし映画劇場:ブルース・リ "Bruce's Deadly Fingers" (1976)

あのカンフースター、ブルース・リ主演の作品。敵に捕まったブルース・リーの元彼女を「リ」が救出しようとする内容。ノラ・ミャオ(『ドラゴンへの道』)、ヤン・スエ(『燃えよドラゴン』)など、リーと縁があった人たちも登場。

(ストーリー)

若き格闘家が誘拐された女性の救出に向かう。

Bruce's Deadly Fingers (1976)「見所ポイント紹介」「懐かし映画劇場:映画ブログ」。

(キャスト)

ブルース・リ(Bruce Le)

ノラ・ミャオ

チウ・チーリン

チャーリー・チャン

ヤン・スエ

ロー・リエ

(コメント)

いわゆる「Brucesploitation」映画。わかりやすくいうと「ブルース・リーのモノマネ」映画。ブルース・リーの(似てない)ソックリさんがリーのモノマネをしながら戦うカンフー作品(漢字では「龍拳精武指」と呼ばれる作品)。日本語字幕が無いものを鑑賞(言葉がわからないため、英文で書かれた情報を元にこの記事を書いています)。ブルース・リーの元彼女(ノラ・ミャオの役だと思う)が悪党グループに誘拐されて、ブルース・リ(「ブルース・リー」ではなくて「リ」。Bruce LeeではなくてBruce Le。「e」が一つ少ないのです)が救出に向かう。一回目は逆に捕まって逆さ吊りにされたりしますが、「精武指」というカンフーの教本を手に入れたリは修行して、悪のボス(ロー・リエ)と戦う、という内容。格闘シーンが多いのでそれを楽しむ映画です。ストーリーはよくわかりません。主役が二人。ブルース・リチャーリー・チャン(『ドラゴンロード』『プロジェクトA2 史上最大の標的』ほか)。この二人が悪役たちと戦うのですが、共闘している、というワケではなさそう。格闘シーンも別々。まるで違う映画をくっつけて一本の作品にしたような感じ。リがヌンチャクを使って戦ったり、大勢の敵をバッタバッタと倒したり、急所を突く修行をしたり、ラスボスのロー・リエと戦ったりするシーンが見せ場。チャーリー・チャンは『燃えよドラゴン』のヤン・スエと戦うシーンが見せ場。有名な人が他にも。『燃えよドラゴン』でリーの父役(?)だったオジサン、他の映画では怒ってる役やマージャンをするシーンに出てくることが多いフォン・ギンマン。ノラ・ミャオさんは敵に捕まって縛られてしまうシーンを熱演。『五福星』『ファースト・ミッション』でおなじみのチウ・チーリンが気合いを入れてカンフーの型をデモンストレーションするシーンもあります(そのカンフーで活躍するのかと思ったら、敵にアッサリやられてしまった)。ヤン・スエは最後の方で突然登場(でも結局倒される。いつもやられ役の人)。ロー・リエは悪党たちのボス。そばには浅丘ルリ子っぽい派手な顔立ちの女(「香港の浅丘ルリ子」と呼ばれている(かもしれない))。ブルース・リがブルース・リーのモノマネをしながら敵と戦うシーン、香港映画では有名な人たち、が見せ場の映画。いつか日本語字幕つきDVDで観たいものです。

0 件のコメント:

コメントを投稿