2021年1月23日土曜日

「香港映画俳優」レオン・カーフェイ&レオン・カーヤン「懐かし映画劇場:映画ブログ」

『西太后』で清朝の「咸豊帝」の役だったのがレオン・カーフェイ。『燃えよデブゴン』などのカンフー映画に出てるのがレオン・カーヤン。記憶に残る香港映画スターを紹介するコーナー。主な出演作と印象的なシーンを振り返る。

レオン・カーフェイ「苦労人を演じる人」

レオン・カーフェイ&レオン・カーヤン「似た名前の男たち」「懐かし映画劇場:映画ブログ」。

『西太后 第一部』(The Burning of the Imperial Palace:1984年)、『西太后 第二部』(Reign behind a curtain:1984年)

清朝の「咸豊帝」の役。ユイラン(リュウ・シャオチン)を愛する。英仏連合軍の攻撃により、都を離れる。強いストレスで体を壊してしまい、皇后と重臣に全てを託して、崩御。ユイランは後に「西太后」として、周囲から恐れられる存在に。 

『男たちの挽歌III アゲイン 明日への誓い』(A Better Tomorrow III:1989年)

南ベトナムで暮らす「マン」の役。いとこのマーク(チョウ・ユンファ)の協力で、父(シー・キエン)を混乱のベトナムから脱出させようとする。

『炎の大捜査線』(Island of Fire:1991年)

警官の役。「すでに死刑執行された男が犯罪を犯す事件」の背後を探るために、刑務所に潜入。

『THE MYTH/神話』(The Myth:2005年)

無重力の研究家「ウィリアム」の役。考古学者ジャック(ジャッキー・チェン)と研究のため、南インドのデカン高原に。棺を荒らして追われるシーン、ラストシーンに注目。

(感想)

『西太后』では病に苦しみ、『男たちの挽歌III』ではベトナム軍に殺されそうになり、『炎の大捜査線』では刑務所でボロボロに殴られて、『THE MYTH/神話』では「触れてはいけないもの」に関わって危険な目に遭う。何だか苦労が多い役。それだけ演技力があるということでしょう。『THE MYTH/神話』がオススメ。美しい姫、ジャッキーのアクションも観れます。

レオン・カーヤン「サモ・ハン、ユン・ピョウ作の常連」

レオン・カーフェイ&レオン・カーヤン「似た名前の男たち」「懐かし映画劇場:映画ブログ」。

『燃えよデブゴン』(Enter The Fat Dragon:1978年)

骨董品の収集家「パイ教授」を守るボディガードの一人。最後はデブゴン(サモ・ハン・キンポー)と対決。

『燃えよデブゴン 豚だカップル拳』(Odd Couple:1979 年)

「シャオ」という男。15年前に一代刀王(サモ・ハン・キンポー)と一代槍王(ラウ・カーウィン)に負けた恨みを持ち、復讐を計画。一代刀王と一代槍王の弟子アヨウとラウを捕らえ、二人をおびき出す。

『モンキー・フィスト 猿拳』(Knockabout:1979年)

詐欺師「マー」の役。相棒のレイ(ユン・ピョウ)と組んで、人からカネを騙し取る悪い奴。モードウ(ラウ・カーウィン)という滅法強い男に弟子入りしてカンフーを習うが・・・。

『ツーフィンガー鷹』(TWO FINGER FIST:1979年)

「フォン」という男。洗濯屋の青年タン(ユン・ピョウ)の兄貴分。「酔拳」でおなじみのウォン・フェイフォン師父の弟子でもある。凶悪な暴れ者と戦う。

(感想)

元々、カンフーの心得が無かった人。カンフー映画に出る、ということで練習したんだそうな(「強い役」を演じているため、最初からスゴイ人なのかと思った)。『モンキー・フィスト 猿拳』では主役(でも悲しい役どころ)。「つわもの」を演じた『燃えよデブゴン 豚だカップル拳』がオススメ。珍キャラも出てきますので。

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(予告編:YouTube)

『モンキー・フィスト 猿拳』

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