2021年1月19日火曜日

「香港映画俳優」「カンフー映画で見かける人たち」(台湾編)「懐かし映画劇場:映画ブログ」

台湾系の作品(?)に登場する人たち。ブルース・リー、ジャッキーとも知り合いのジミー・ウォング。いつも悪役のロー・リエ(『少林寺三十六房』など)。記憶に残る香港映画スターを紹介するコーナー。主な出演作と印象的なシーンを振り返る。

ジミー・ウォング「香港映画界の帝王?」

「カンフー映画で見かける人たち」(台湾編)「懐かし映画劇場:映画ブログ」。

『キラー・ドラゴン/流星拳』(The Killer Meteors:1977年)

謎の男「梅星河」を演じた。「奪命流星」という武器を持ち、何らかの任務のために、花無病(ジャッキー・チェン)に接触。花無病の妻(花雨)の用心棒「四天王」と戦ったりして、最後は花無病と一騎打ち。

『炎の大捜査線』(Island of Fire:1991年)

囚人たちのリーダー格「クイ」の役。反抗的で、刑務所長とはソリが合わない。

(感想)

かなりの大物だそうで。よくわからないけど映画界でかなりの影響力を持っている、とか。リーやジャッキーを「アイツ」呼ばわり(日本語訳ではそんな感じ)できるぐらいだから、相当な実力者なのだろう。上記の二作品も「ボス」といった感じの役どころで出演。どんな人なのか気になる人は調べてみてください。

ロー・リエ「悪役顔で悪役を演じる人」

「カンフー映画で見かける人たち」(台湾編)「懐かし映画劇場:映画ブログ」。

『ドラゴン太極拳』(Born Invincible:1978年)

「金魔王」の役。「銀魔王(カーター・ワン)」と共に行動し、人々から恐れられる男(悪役だけど、具体的にどういう悪者なのかはよくわからないキャラ)。トラブルになったカンフー道場の若者たちと対決。特殊な武器を使う。

『少林寺三十六房』(The 36th Chamber of Shaolin:1978年)

清の「ティエン将軍」の役。反清派のイン将軍(ラウ・カーウィン)を始末。少林寺三十五房で武道を習ったサンダ(リュー・チャーフィー)と対決。

『ガッツ・フィスト 魔宮拳』(Fist and Guts:1980年)

「遺産」を持ち逃げする謎の男。「怪しい易者」に変装したりしながら逃亡。最後は「遺産」を捜すリュー(リュー・チャーフィー)と対決。変装姿、最後の対決シーンに注目。

『ビリー・チョンの魔界天書』(KUNG FU BEYOND THE GRAVE:1980)

黒魔術で不死身になろうとする「カム」という男の役。邪悪な目的のため多くの罪もない人の命を奪う。最後は父の復讐に燃える青年シン(ビリー・チョン)と一騎打ち。

『奇蹟 ミラクル』(Canton God Father:1989年)

ゴク(ジャッキー・チェン)の組織のナンバー2「フェイ」の役。新しくボスになったゴクに反発して、対立組織のタイガー(オー・ジョンホン)と手を組もうとする。

(感想)

カンフー映画でよく見かける。大概、強いラスボス。でも悪役顔だから、あんまりカッコいい印象は無い。「強さとズルさ」を持つ悪役を演じることが多い(ような気がする)。『ドラゴン太極拳』『少林寺三十六房』が特にオススメ。『魔界天書』は怪奇ムードの作品。歪んだ野望のため、普通の人をえじきにする役(そういうのが嫌いな人には要注意の作品)。

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(予告編:YouTube)

『キラー・ドラゴン/流星拳』

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