脇役が多い人。『霊幻道士』シリーズで主役を務める。『五福星』ではイヤミな執事の役、『ファースト・ミッション』ではスゴイ眉毛の特警隊指揮官。記憶に残る香港映画スターを紹介するコーナー。主な出演作と印象的なシーンを振り返る。
①『ドラゴン危機一発』(The Big Boss:1971年)
タイに出稼ぎにきた青年チェン(ブルース・リー)の「いとこ」。次々に行方不明になる兄弟を心配する。アゴをなでるシーン、チェンにそっけない態度を取るシーンに注目。
②『五福星』(Winners and Sinners:1983年)
マフィアのボス(ジェームズ・ティエン)の執事の役。ドジな五人組(ポット、モジャ、チンケ、ハンサム、隊長)&モジャの妹メイヤー(チェリー・チェン)の清掃会社に屋敷の清掃を依頼(命令?)。モジャの抜け毛を指摘するシーンが(イヤミすぎて)面白い。
③『香港発活劇エクスプレス 大福星』(My Lucky Stars:1985年)
汚職警官の役。香港警察特捜部のマッスル(ジャッキー・チェン)とリッキー(ユン・ピョウ)に追われ、日本へ逃亡。
④『ファースト・ミッション』(Heart Of Dragon:1985年)
特警隊指揮官。ジャッキー(ジャッキー・チェン)ら若手警官を指導・訓練。
⑤『霊幻道士』(Mr. Vampire:1985年)
道士「ガウ」の役。カンフーと不思議な術を使う、キョンシー退治の専門家。ドジな弟子(リッキー・ホイ)に苦労しながらも、「ヤンの先祖」キョンシー(ユン・ワー)と対決。ヤン氏の娘ティン(ムーン・リー)からコーヒーの飲み方を習うシーン、息を止めるシーン、術を使うシーンなど見所がいっぱい。
⑥『霊幻道士2 キョンシーの息子たち!』(Mr.Vampire II:1986年)
キョンシーに詳しい漢方医「ラム」の役。キョンシーにかまれた男(ビリー・ラウ)を尾行。最後は娘のチー(ムーン・リー)と付き合っている記者のヤン(ユン・ピョウ)と一緒に夫婦キョンシーの退治に向かう。
⑦『霊幻道士3 キョンシーの七不思議』(Mr.Vampire III:1987年)
盗賊に狙われている村を守る「師匠」の役。ドジな弟子キョンジャイ(ビリー・ラウ)、ミン道士(リチャード・ン)らと一緒に女妖術師が率いる盗賊団と戦う。
(感想)
『ドラゴン危機一発』ではブルース・リーの「いとこ」役で登場(アゴをなでるシーン、リーと一緒に行進するシーンが妙に印象的だった)。やはり主役を演じた『霊幻道士』シリーズが彼のメイン。マジメな顔してドジを踏んだりする、親しみを感じるキャラ。ムーン・リー、ユン・ピョウ、ビリー・ラウ、リチャード・ンらとのやりとりが面白かった。『香港発活劇エクスプレス 大福星』では悪役。「眉毛が薄い男」だったような気がする(気のせい?)。『ファースト・ミッション』では逆にスゴイ眉毛だった。脇役でも、悪役でもインパクトがある人です。
『霊幻道士』
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