「懐かし映画劇場:映画ブログ」鳥が人間を襲う映画。静かすぎる港町に鳥が大量に集まる。町や学校を襲い、爆発事故も発生。鋭いクチバシで家の中まで侵入。特殊効果が見せ場。
(The Birds:1963年)
サンフランシスコ。鳥の群れが飛んでいることに気付くメラニー(ティッピ・ヘドレン)。
2.ペットショップ
鳥を買いに来たメラニー。弁護士のミッチ・ブレナー(ロッド・テイラー)に声を掛けられ、ブレナーに興味を持つ。
3.元恋人
ブレナーのことが気になるメラニーは住所を調べて、会いに行こうとする。その途中、学校の教師でブレナーの元恋人アニー(スザンヌ・プレシェット)と知り合いに。
4.襲撃
ボートに乗るメラニーをカモメがいきなり襲う。ケガをするメラニー。
5.誕生パーティ
ブレナーの妹キャシー(ヴェロニカ・カートライト)と親しくなったメラニー。キャシーの誕生パーティに顔を出す。子供たちが集まり、楽しいパーティーになるはずだったが・・・。
6.家
ブレナーの家の暖炉から大量のスズメが。家の中を大量の鳥が飛び回るシーン。
7.学校
キャシーが通う学校にカラスが大集合。メラニー、アニー、子供たちを襲う。
8.オバチャン
「鳥の襲撃」を信じない町の人たち。鳥に詳しいオバチャンがメラニーの被害を理論的に否定(パニックもの映画では「そんなことがあるはずがない」と周囲が話を信用しないというのはありがちなパターン)。
9.破壊
ガソリンスタンドを鳥が襲う。ガソリンが引火して大爆発したり、メラニーが電話ボックスに避難したり。メラニーが町に来たのが原因だ、と町の人たちがヒステリックにメラニーを非難。
10.占拠
鳥の群れがブレナーの家の屋根を破壊。鳥だらけの部屋にメラニーが入ってしまい・・・。
(予告編:YouTube)
(コメント)
有名なシーンがいくつもある名作。特に「鳥に襲われるシーン」。これは当時最新の映像合成技術「ナトリウムプロセス」を使って作られたのだそうで(ディズニーが開発した技術。DVDの特典映像より)。「大量の鳥」を紙に描いた鳥と本物を混ぜたり、その技術で表現。非常にリアルな苦心作。家から出られないほど大量の鳥がメラニーたちを襲う。家のドアや窓からも侵入しようとする。ジョージ・A・ロメロ『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(1968年)でゾンビが家の中に侵入しようとするシーンに似ている。チョイ役で出演するヒッチコック監督(ペットショップから犬を連れて出ていくシーン。他にも出てるシーンがありますか?)。エンディングは原案ではもっと悲惨な描写だったとか。この映画を観た後で「鳥」に対するイメージが変わるかも。DVDの特典映像(80分)でティッピ・ヘドレン、ロッド・テイラー、ヴェロニカ・カートライトが出演時の思い出を語っています。
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