2020年12月4日金曜日

懐かし映画劇場:ラルフ・マッチオ『ベスト・キッド』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」不良グループに痛めつけられる高校生がカラテを習うドラマ映画。日本人、妙なトレーニング、ヒロインのエリザベス・シューに注目。

(The Moment of Truth / The Karate Kid:1984年)

1.転校生

母親の仕事の都合でニュージャージーからカリフォルニアへ引っ越してきた高校生のダニエル・ラルーソ(ラルフ・マッチオ)。車はボロで、安アパート。

2.管理人

アパートの管理人ミヤギ(ノリユキ・パット・モリタ)。蛇口を直してもらいたいダニエルだが、ミヤギは箸でハエを捕らえるのに忙しい。

3.美女

ビーチでサッカーをするダニエル。かわいいアリ(エリザベス・シュー)に一目惚れ。

4.不良

アリの元恋人ジョニー(ウィリアム・ザブカ)。アリにしつこくつきまとい、止めに入ったダニエルをカラテで倒す。

5.交流

ミヤギから盆栽を習うダニエル。

6.ハロウィン

仮装パーティーでジョニーとトラブルを起こすダニエル。またしてもカラテでボロボロに。

7.抗議

ダニエルを助けることになったミヤギ。ジョニーが通うカラテ道場「コブラ会」に抗議。元軍人で大尉だった道場主のクリース(マーティン・コーヴ)とニラみ合う。少年たちの問題をカラテ大会での試合で決着をつけることに。

8.トレーニング

中途半端な態度では強くなれない、と言うミヤギ。ダニエルに車のワックスがけを指示。床板を砂やすりで磨く、塀や家のペンキ塗り、ビーチでバランスをとる訓練、打撃練習。

9.過去

つらい過去を背負うミヤギ。酔って眠ってしまう。

10.大会

カラテ大会出場。次第に試合に慣れていくダニエル。勝ち進むダニエルとジョニー。結末は? 

(予告編:YouTube)

(コメント)

個性的な演出が光る、不朽の名作。キュートなヒロイン、エリザベス・シューに注目。カネ持ちのお嬢様。なぜかダニエルと仲良しに。何となく、ダニエルは遊ばれているだけのような気も。「ジョニー」とかいう奴。散々、ダニエルを集団で痛めつけておきながら、クリースの冷酷な命令に疑問を持つ。実態はビビリの小悪党か? そのクリースはなかなかのワル。元軍人なのに残念な人。「アメリカの誇り」が無い人なのかな? ミヤギが強いけど、格闘技はやっぱり「じいさん」には無理なんじゃない?  ワックスを塗って、ふき取る。これで強くなれますかね? ジャッキー・チェンのカンフー映画じゃないんだから。「~拳」をマスターすれば何十年も修行してきた強敵にも勝てる、みたいな。これはファンタジーです。「格闘」に関しては現実離れ。ミヤギ、クリース、アリに特に注目の人間ドラマです。

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