2020年12月12日土曜日

懐かし映画劇場:ダニエル・クレイグ『007 カジノ・ロワイヤル』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」イギリス情報機関がカネ目当てでテロを起こそうとする男と対決するスパイ映画。新シリーズの主役は「エージェントになったばかりのボンド」。

(Casino Royale:2006年)

1.新しいボンド

「新ボンド」のダニエル・クレイグ(『007』シリーズは基本的に一話完結ですが、クレイグが登場する『007 カジノ・ロワイヤル』『007 慰めの報酬』『007 スカイフォール』『007 スペクター』は話がつながっています。『007 カジノ・ロワイヤル』から順番に観ることをオススメします)。「00」要員になったばかり、という設定。チェコのプラハでMI6(イギリス情報機関)の裏切り者を始末。

2.追跡

爆弾男を追うボンド。高い所でも平気で追いかける。ターミネーターばりの執念で追跡。

3.犯罪者

テロ組織から預かった資金をマネーロンダリング・運用する男、ル・シッフル(マッツ・ミケルセン)。失敗すれば消される、危険な「闇の仕事」だ。

4.空港

株の空売りのためにテロを仕掛けるル・シッフル。阻止しようとするボンド。

5.ポーカー

大損失を出して窮地に陥ったル・シッフル。大金を賭けたポーカーで損失の穴埋めをしようとするが・・・。

6.殺し屋

刀を持った敵に階段で襲われるボンド。

7.CIA

シリーズおなじみのキャラ、フィリックス・ライター。ボンドと一緒にポーカーでル・シッフルと対決。

8.拷問

破れかぶれのル・シッフル。ボンドを痛めつけてカネを奪おうとする。

9.裏切り

任務を果たし、ヴェスパー(エヴァ・グリーン)と甘い生活を楽しむボンド。ヴェスパーが大金を持ち出して謎の男たちに接触するのを目撃・・・。

(予告編:YouTube)

コメント

時間をさかのぼって「ボンドの新人時代」を描いた新しいシリーズがスタート。ボンド役はダニエル・クレイグ。エージェントになったばかり、ということで、走って敵を追跡するシーンなどエネルギーにあふれる頑張りを見せる。しかしまだまだ未熟ということで、ミスをしたり、裏切られたり。「ル・シッフル」というキャラはボンドには強気だけど、テロ組織の殺し屋にはビビったりする(ボンドもかなり怖い男だと思うけど)。悪役としてはちょっとスケールが小さい男。ボンドが爆弾男を追跡するシーン、ポーカーのシーンが見せ場の映画。「ル・シッフル」とは一体何者なのか、ヴェスパーの不審な行動、ボンドの活躍(アクション)に注目の大作です。

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