2020年12月7日月曜日

懐かし映画劇場:ショーン・コネリー『007 ドクター・ノオ』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」イギリス情報機関がジャマイカで「ミサイル妨害電波」の謎を追うスパイ映画。盲目の殺し屋、毒グモ、「竜」、「スペクター」が登場。

(Dr. No:1962年)

1.第一作目

現在でも継続中のシリーズ、第一弾。最初に登場するのは「盲目の殺し屋三人組」。MI6(イギリス情報局秘密情報部)のストラングウェーズと秘書を射殺。

2.初代

ジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)とMの秘書マネーペニー(ロイス・マクスウェル)。甘い会話。ボンドによると「(マネーペニーは)政府の所有物」なので手を出すわけにはいかない、とのこと。

3.M

MI6のM(バーナード・リー)。ボンドにストラングウェーズ事件に関する情報収集を指示。ついでにボンドからベレッタを取り上げる。

4.殺し屋

ジャマイカ、キングストンの空港で出迎えの車に乗るボンド。早速、殺し屋がやってきた。

5.CIA

ボンドに銃を向ける男。正体はCIAエージェントのフィリックス・ライター(ジャック・ロード)。これが初対面。ボンドが敵の車に乗ったため、警戒したのだ。

6.毒グモ

怪しい鉱物学者デント(アンソニー・ドーソン)がボンドを毒グモで狙う。

7.射殺

「スミス&ウェッソン」でボンドを殺そうとするデント。

8.謎の島

漁師のクオレルと共にドクター・ノオの島「クラブ・キー」に乗り込んだボンド。島には貝殻を拾う女ハニー・ライダー(ウルスラ・アンドレス)が。

9.

火を噴く「竜」がボンドたちを攻撃。

10.黒幕

「クラブ・キー」の主、ドクター・ノオ(ジョゼフ・ワイズマン)。ノオは何者なのか? 狙いは?

(予告編:YouTube)

コメント

第一作目はスパイ映画のテイストを感じる内容。髪の毛を使って部屋に他人の出入りがあったかどうかをチェックしたり、フィリックスがボンドを警戒したり。個性的なキャラがいっぱいの作品。ボンド、M、マネーペニー、ハニー・ライダー、クオレル、ドクター・ノオなど。大きな体なのに「竜」を本気で信じて怖がるクオレル。でも彼が恐れていた通りになってしまった。オープニングに出てくる「盲目の殺し屋三人組」もインパクトあり。最初に登場するのが「殺し屋」、という演出がこの映画の緊迫感を増しているのではないでしょうか。「ハニー・ライダーの美しさ」は今や伝説。ドクター・ノオは秘密結社「スペクター」の男。いったいどんな大きな組織なんだろう? 名シーンがいっぱい。少なくとも二回は観るべき傑作です。 

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