「懐かし映画劇場:映画ブログ」未完成の『死亡遊戯』。完成させるためブルース・リーの代役を選ぼう、と思ったら、ヘンな連中がオーディションに集まってきて・・・。
(FINISHING THE GAME:THE SEARCH FOR A NEW BRUCE LEE:2007)
未完成になってしまった『死亡遊戯』。完成させるため、リーの代役をオーディションで選ぼう、ということに。
2.オーディションの(ヘナチョコな)参加者たち
「お前のどこがブルース・リーやねん!」とツッコミたくなるような人たちが大集合。
①ブリーズ・ルー:カンフースター。代表作は『燃えよヘビ』。実力、実績、自信、の面で最有力候補。
②コール・キム:役に恵まれない役者。「金八先生」と「腐ったミカン」を足したような顔。女マネージャーが付いている。
③ラージャ:医者。インド人?
④テリック・タイラー:中国人と白人のハーフ。人種差別を嫌悪している。
⑤トロイ・プーン:アジア系の役者。キメぜりふがある。
⑥長州力みたいな奴。
⑦サングラスでリーっぽい雰囲気を出してる奴。
⑧オーディションに遅れてくる奴。
3.オーディション
一次選考(セリフ読み)、二次選考(カンフーの実技)、三次選考(カメラテスト:トラックスーツ着用)。
4.結果
一体誰が選ばれるというのか? オーディション参加者たちの「その後」も注目。
(予告編:YouTube)
(コメント)
ブルース・リーのドキュメンタリー的な映画なのかな、と思ったら、全然違う。笑いを取る映画。マヌケなことをマジメにやってるのがヘンにおかしい、というタイプの笑い。「ブルース・リーの代役」を求めているのに、「ちっとも似てない&ダサい」連中が集合。選考するスタッフもマヌケぞろい。しかし、この映画、かなりセンスがある人が制作しています。キッチリ笑いを取るところ、「撮影の舞台裏」を見せる演出、ストーリー展開、など。最初観たときはつまらない、と思ったのですが、二回目は面白いと思いました。珍作ですが、個人的にかなりオススメの作品です。
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