2020年10月11日日曜日

懐かし映画劇場:ジャッキー・チェン『サイクロンZ』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」戦う弁護士と仲間たちが怪しい工場をぶっ潰すコメディ映画。トニー谷みたいなユン・ワー、「ヘンな奴」キャラのユン・ピョウが楽しい。

(Dragons Forever:1988年)

1.ボス

ギャングのボス、ファー(ユン・ワー)。葉巻をいつもスパスパ吸っている個性的なキャラ。「トニー谷」にソックリ。

2.ジャッキー

弁護士のジャッキー(ジャッキー・チェン)。女好きで誰にでも声をかける。悪党の弁護も引き受ける男。「工場排水問題」でファーを弁護することに。

3.社長

養魚場の社長イップ(デニー・イップ)。時価1000万ドルの養魚場を持つ。ファーの工場からの排水で被害に遭っている。

4.専門家

水質の専門家メイ(ポーリン・ヤン)。イップ(デニー・イップ)の従妹。イップの養魚場を守ろうとしている。

5.サモ・ハン

謎の男ウォン(サモ・ハン)。チンピラに武器(?)を売る怪しい商売。ジャッキーの知り合い。

6.ユン・ピョウ

技術屋トン(ユン・ピョウ)。パイプで金魚を飼っている変わり者。ジャッキーに頼まれて、イップの家に盗聴器を仕掛けようとする。 

7.作戦

ウォンにイップを誘惑させて養魚場を売らせる計画。こんなことを考えるジャッキーはなかなかの「悪」だ。

8.ケンカ

ウォンとトンは互いを知らないため、イップの家で鉢合わせして大ゲンカに。仲裁に入るジャッキー。「笑い」のシーン。

9.抗争

船上レストランで豪華な食事をしようとするジャッキーとメイ。ファーの抗争相手がジャッキーを襲う(殺し屋役はフォン・ハックオン、ディック・ウェイほか)。

10.潜入

ファーの怪しい工場に乗り込むウォンとトン。

11.最後の戦い

ファーの手下(ベニー・ユキーデ)に倒されたウォン。ジャッキーが救出に向かう。ウォンを助けて、ファーの悪事を暴くことができるのか? 

(予告編:YouTube)

(コメント)

「香港ビッグスリー」の全盛期の作品。これ以降でビッグスリーがそろって出演した作品ってありますかね? 「全盛期」では最後の作品だと思うのですが。ジャッキーはずるがしこくてカンフーができる弁護士の役。サモ・ハンは怪しい男。ユン・ピョウは変わり者。ヒロインはデニー・イップとポーリン・ヤン。悪役にはユン・ワーとあのベニー・ユキーデ(『スパルタンX』で有名)。アクションは素晴らしい。笑いのシーンも楽しい。チョイ役で有名な人たちも登場。香港映画の特徴である「キャラ、アクション、笑い」がそろった傑作。強くオススメしたい作品です。

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