「懐かし映画劇場:映画ブログ」酔拳を使う青年が中国国宝を海外に持ち出そうとする者たちと戦うカンフー映画。あの『ドランクモンキー 酔拳』の続編。でも前作と全然関係ない(ありますか?)。
(Drunken Master II:1994年)
父ケイイン(ティ・ロン:『男たちの挽歌』で有名)のお供をするフェイフォン(ジャッキー・チェン)。長春駅の税関で「薬用人参の申告」をごまかして税金を逃れようとする。
2.謎の男
「人参」を取り戻そうとするフェイフォン。槍を使う男(ラウ・カーリョン)に邪魔をされる。
3.母
大事な「人参」を無くしたフェイフォン。なんとか父にバレないように母(アニタ・ムイ)に相談。
4.労働問題
製鉄所での騒動。ただでさえキツい労働条件がさらに厳しく。反発する労働者を力で押さえ込もうとする経営側。
5.ライバル
フェイフォンのライバル、魚屋のツァン。カンフー使いだ。
6.ヒロイン
フェイフォンの「酔拳」に関心を持つ女ファン。ファンに惚れているツァンはそれが面白くない表情。
7.酔拳
紛失した「皇帝の印章」を探す英国領事。手下を使ってフェイフォンから奪い返そうとする(このシーンに野次馬の役でタイ・ポーが出演)。
8.武術家
あの「槍を使う男」は、偉大な武術家で軍人のフク・マンケイ(ラウ・カーリョン)。「皇帝の印章」を入手して、国外流出を防ごうとしている。列車で「人参」と「皇帝の印章」が入れ替わったのに気付き、フェイフォンの家を訪ねる。そして、追われる身に。
9.工場
中国の国宝を海外に持ち出そうとする英国領事。フェイフォンが製鉄所に乗り込む。
10.最後の戦い
製鉄所で領事の手下たちと戦うフェイフォン。火の中に蹴り落とされる、など大苦戦。激しすぎる戦いの結末は?
(YouTube)予告編
(コメント)
ジャッキーが「酔拳のフェイフォン」を演じる注目の続編。でも「ソカシのおじさん」は出てきません(アレ?)。前作とは全然違う。フェイフォンが中国国宝の海外流出を阻止する映画。『ドラゴンロード』と同じコンセプト。アクションシーンでは、ひったくりを相手にフェイフォンが酔拳を使うシーン、フク・マンケイとフェイフォンが共闘するシーン、製鉄所での戦い、がオススメ。アニタ・ムイがオーバーアクションで笑いを取ろうとしますが、これは好き嫌いが別れそう。『男たちの挽歌』でおなじみのティ・ロンがカッコいい。渋い男性が好みの方は要チェックです。
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