2020年9月30日水曜日

懐かし映画劇場:ジャッキー・チェン『拳精』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」少林寺の寺男が「五獣の拳」をマスターし、拳法界の制覇をもくろむ男と対決するカンフー映画。戦い、ユーモラスな妖精、少林寺の僧たちが見せ場の名作。

(Spiritual Kung-Fu:1978年)

1.寺男

少林寺の寺男イーロン(ジャッキー・チェン)。いつも何かをやらかして罰を与えられているが、ちっとも反省しないイタズラ者。「寺男」とは寺院で雑役をする係。

2.泥棒

少林寺に賊が侵入。かなりの凄腕で、「七殺拳」の秘伝書を盗んでいく。イーロンもアッサリ気絶させられてしまう。 

3.野望

「拳法の主」になろうとするルーツァオ(ジェームス・ティエン)が「七殺拳」の秘伝書を入手。

4.怪奇現象

隕石落下の衝撃で「化け物」が出没するようになった少林寺。ビビリまくる僧侶たち(リー・クン、ディーン・セキらが登場するユーモラスなシーン)。

5.特訓

「化け物」を怖がらないイーロン。彼ら「五獣拳の精(龍の拳は神精、蛇の拳は心、虎の拳は力、鶴の拳は意識、豹の拳は勢い)」に頭を下げて、カンフーを教えてもらう。

6.女の子

少林寺の外に出たことがないため、女性を見たことがないイーロン。ヘンなことを言って、女の子を怒らせてしまう。

7.テスト

少林寺から逃亡した男(リー・マンチン)を捕らえに行こうとするイーロン。その前に、「十八羅漢陣との戦い」でイーロンの実力を試す少林寺。

8.最後の対決

「七殺拳」で多くの武道家を始末してきたルーツァオ。「拳法の主」の座につくため、少林寺に乗り込む。「イーロン vs. ルーツァオ」の一騎打ちが始まる・・・。 

(予告編:YouTube)

(コメント)

ジャッキーはこの映画が好きではないらしい。面白いのに。昭和世代の人だったらテレビの吹き替えで観た思い出があるのではないでしょうか? 全体的にファンタジーな内容。「五獣拳の精」は白塗りでヘンな奴ら。言葉はしゃべれませんけど、表情で笑わせてくれます。「七殺拳」という恐ろしい拳法があって、それをマスターしたら「拳法の主」になれるという。「七殺拳」に勝てるのは「五獣拳」のみである、というのも面白い設定。「~拳」を修得したら強い相手にも勝てます、というファンタジー。イタズラばっかりのイーロンもそんなスゴイ拳法があるのなら頑張ってみようってな感じで気合いも入ろうってもんです。盲目の副館長も威厳があって迫力。リー・クン、ディーン・セキらが登場する楽しいシーン。見せ場がいっぱいのオススメ作品です。

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