2020年9月19日土曜日

懐かし映画劇場:『ブルース・リー 死亡の塔』の個性的なキャラたち

「懐かし映画劇場:映画ブログ」謎が多く、謎を残したまま終わってしまう珍作。マニアックなファンに人気。ツッコミどころ満載の珍演出、出演者たちを紹介します。

ビリー・ロー(ブルース・リー)
カンフーの達人(登場シーンのほとんどが過去作の流用、代役によるもの)。謎の男たちから挑戦されることがよくある。

チンクー(ウォン・チェンリー)
「秦谷」という名前の日本人(「秦谷」と書いてチンクーと読む?)。ビリーの友人でカンフーの達人。木刀と蹴り技が得意(ウォン・チェンリーは『スネーキーモンキー蛇拳』『ドランクモンキー酔拳』『天使行動』が有名。日本未公開作品にも多数出演)。
         
韓国人武道家(カサノヴァ・ウォン)
ビリーに挑戦する格闘家。どこの組織の者なのかは不明。挑戦に応じなければ家族に危害を加える、などと脅迫する卑劣な男。温室での一騎打ちはカンフー映画の歴史に残る戦い(カサノヴァ・ウォンはテコンドー系の格闘家。日本未公開作品で見かけるカンフースター。笑った顔は明石家さんま、っぽい)。

ボビー・ロー(タン・ロン)
ビリーの弟。修行を怠けがち。兄のかたきをとるため来日。キックが得意技(タン・ロンは『死亡遊戯』でもリーの代役を務めた)。

ルイス(ロイ・ホラン)
日本で広大な土地を所有し、ライオンやクジャクを放し飼いにしている。その豪邸は「死の宮殿」と呼ばれている。チンクーから習ったカンフーで人を殺すのが趣味(ロイ・ホランは『スネーキーモンキー蛇拳』でもウォン・チェンリーと共演)。

バンフー(ト・ワイ・ウォ)
ルイスの付け人で「片腕」の男。ルイスに影のようについて回る。いちいち何かしらワケありな表情をする正体不明な男(ト・ワイ・ウォは『少林寺木人拳』ではチョイ役出演)。

イエン兄弟
謎の兄弟。ルイスに挑戦。過去にもルイスと戦ったことがあるらしい。負けたらライオンのエサになるのを承知でルイスに戦いを挑む、勇敢な(無謀な?)兄弟。

エンジェル(ミランダ・オースチン)
夜の女。美しい体でボビーを誘惑するが・・・。

ターザン男(タイガー・ヤン)
「死亡の塔」の用心棒。豹柄のコスチューム。普段からその格好をしているのか、侵入者が現れた時に(急いで)その服に着替えるのかは不明(カンフースターのタイガー・ヤン。アメリカのテレビショッピングにも出演。『ミスター・ブー』シリーズにも出てたような気がする)。

(リー・ホイサン)
「死亡の塔」の用心棒。本当の僧侶なのかは不明。ツルツル滑ったりしてドジなところも(リー・ホイサンはジャッキー映画でもおなじみ。『プロジェクトA』の海賊役が有名。『少林寺三十六房』『燃えよデブゴン カエル拳対カニ拳』など出演作多数。)

メイ
チンクーの娘。日本のナイトクラブで働く。ステージで奥村チヨ「気ままぐらしの女」を歌う、五輪真弓っぽい女。

「懐かし映画劇場:映画ブログ」
リンク:「ジャッキー・チェン」記事一覧
------------------
リンク:「ブルース・リー」記事一覧
------------------
リンク:「香港映画」記事一覧
------------------
リンク:「香港映画俳優」記事一覧
------------------
(予告編:YouTube)
--------------------------------------
Amazonショッピングサイトへのリンクです。

0 件のコメント:

コメントを投稿