2020年7月19日日曜日

チョウ・ユンファ(周潤發)「ギャング役からひょうきんな役まで」「懐かし映画劇場:映画ブログ」

「懐かし映画劇場:映画ブログ」『男たちの挽歌』で「香港ノワール」というジャンルを作りだした男。「社会の裏」を扱った作品を紹介します。アクション、その他の見所。

『男たちの挽歌』
(あらすじ)黒社会の兄と刑事の弟が対立する。ティ・ロン、チョウ・ユンファ、エミリー・チュウ、レスリー・チャン、ティエン・ファン。

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(見所)『酔拳2』でもおなじみのティ・ロン主演の「家族の絆」「友情」「激しい銃撃戦」のドラマ。『ファースト・ミッション』のエミリー・チュウが悩める女性を好演。見所は、銃撃戦、兄弟の確執。

『男たちの挽歌II』
(あらすじ)黒社会の男たちが裏切り者に復讐する。ティ・ロン、チョウ・ユンファ、エミリー・チュウ、レジーナ・ケント、レスリー・チャン、ディーン・セキ。

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(見所)前作『男たちの挽歌』の続編。銃撃戦のシーンがメイン。犯罪組織の裏切りと復讐のストーリー。コメディ専門のディーン・セキがシリアスな役で登場(横顔がジャッキー・チェンに似てる)。エミリー・チュウとレジーナ・ケントの二大ヒロイン。キットと妻のジャッキーが電話で会話する名シーンが特に印象的。その他の見所には、チャーハンまみれでギャングに説教するチョウ・ユンファ、若い頃の中野浩一(競輪)みたいな殺し屋(参考:『花が散る前に』のレコード・ジャケ)。

『男たちの挽歌III アゲイン 明日への誓い』
(あらすじ)戦時下のベトナムで、一人の女をめぐって二人の男が争う。チョウ・ユンファ、レオン・カーフェイ、アニタ・ムイ、時任三郎、シー・キエン。

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(見所)一作目『男たちの挽歌』のマークのベトナム時代の話。『勇気のしるし』の時任三郎が出演。マークがベトナムで女に惚れて、その女の元彼が突然帰ってくることで起こる争いを描いた内容。ただ、黒社会のマークとこのマークはキャラが違う。これもやはり銃撃戦がメインの作品。ジャッキー映画でおなじみのアニタ・ムイが出演。『燃えよドラゴン』のシー・キエンがベトナムを脱出するマークのおじさんの役で出ています。

『狼 男たちの挽歌・最終章』
(あらすじ)非情な殺し屋が目を傷つけてしまった女性を守ろうとする。チョウ・ユンファ、サリー・イップ、ダニー・リー。

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(見所)銃撃戦のシーンが切ないアクション作。「殺し屋」は「恐怖の存在」であると同時に「使い捨てにされる運命の道具」といったところ。殺し屋役にチョウ・ユンファ。クラブ歌手役のサリー・イップ(『新Mr.Boo!鉄板焼』『プロテクター』でおなじみ)は劇中で歌を披露してくれます。「まるむし商店」の東村みたいな顔のダニー・リーが殺し屋を追う刑事の役で登場。犯罪組織に復讐を挑む殺し屋の戦いが見せ場です。

『黒社会』
(あらすじ)カタギの男が父の急死によって黒社会の組織を率いることになる。チョウ・ユンファ、ラム・カウ、チャーリー・チャン、ティエン・ファン。

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(見所)黒社会の大ボスが殺害され、カタギの息子が組織から後を継ぐよう求められてしまう、という内容。『男たちの挽歌』シリーズのような「チョウ・ユンファが敵を銃で倒しまくる」というシーンはありません。銃ではなく刃物での乱闘シーンが目立ち、互いに不信感を持つ者同士の心理戦がメインの作品です。ジャッキー・チェン映画でもおなじみの人たちが出演しています。見所は、組員同士が街で乱闘するシーン、夫が足を洗うことを心から望むヤクザの妻。
『ドランクモンキー 酔拳』黄麒英役のラム・カウ(林蛟)
『プロジェクトA2 史上最大の標的』タイガー役のチャーリー・チャン
『ドラゴン怒りの鉄拳』『ヤング・マスター 師弟出馬』のティエン・ファン

『NYPD15分署』
(あらすじ)「チャイニーズマフィアと警察の戦い」の裏にある意外な真相。チョウ・ユンファ、マーク・ウォールバーグ。

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(見所)激しい銃撃戦や犯罪者のいかがわしい商売と陰謀が見所のサスペンスアクション。チャイナタウンって実際こういうところなのでしょうか?  見所は、危険な地域で捜査する難しさ、カーチェイス、新人刑事の悩み。

(予告編:YouTube)
『狼 男たちの挽歌・最終章』

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