2020年7月17日金曜日

サモ・ハン・キンポー(洪金寶)「永遠のデブゴン」「懐かし映画劇場:映画ブログ」

「懐かし映画劇場:映画ブログ」ジャッキー・チェンの先輩。監督としても有能。コロコロした体型で笑いとアクションを見せる『燃えよデブゴン』シリーズを紹介。

『燃えよデブゴン』
(あらすじ)田舎から出てきた青年が香港でトラブルに巻き込まれる。サモ・ハン、フォン・ハックオン、ユン・ピョウ、リー・ホイサン、ロイ・チャオ。

サモ・ハン・キンポー(洪金寶)「永遠のデブゴン」

(見所)サモ・ハンがブルース・リーのモノマネをしながら敵を倒す映画。『燃えよドラゴン』よりも『ドラゴンへの道』のマネが多い内容(『デブゴンへの道』?)。教授のボディガードとデブゴンが対決するラスト、ドジなギャグ、サモ・ハン作品でよく見かける人たち、が見所です。

『燃えよデブゴン カエル拳対カニ拳』
(あらすじ)「不死身の衣」をめぐって個性的なメンバーが争う。サモ・ハン、ラウ・カーウィン、フォン・ハックオン、マース、ユン・ピョウ、ディーン・セキ、リー・ホイサン。

サモ・ハン・キンポー(洪金寶)「永遠のデブゴン」

(見所)サモ・ハン映画の常連たちが多数登場のアクションコメディ。80年代の香港映画が好きな人なら楽しめること間違いなし。どんな攻撃もはねかえす「不死身の衣」を欲しがる大勢の悪たち。サモ・ハン作品の「基本コメディー」で「アクションは迫力のあるもの」というパターン。ディーン・セキのマヌケすぎるキャラと動きは爆笑もの。見所は、サモ・ハンのコロコロした動きのカンフー(「カエル拳」?)、戦いのシーン、「カニ拳」を使うラスボス(リー・ホイサン演じる「白眉和尚」)。

『燃えよデブゴン 豚だカップル拳』
(あらすじ)二人の武道家が「刀と槍の優劣」を争う。サモ・ハン、ラウ・カーウィン、ディーン・セキ、レオン・カーヤン。

サモ・ハン・キンポー(洪金寶)「永遠のデブゴン」

(見所)サモ・ハンとラウ・カーウィンがそれぞれ一人二役を演じるアクションコメディ。互角の実力を持つ「刀の名人」と「槍の名人」が「どちらがすぐれているか」を決めようじゃないかと弟子をとって競い合う、という内容。変な髪型とかヒゲが目立つキャラが多い映画。相変わらずマヌケなキャラのディーン・セキなど、サモ・ハン映画におなじみの人たちが出演(チュン・ファット、ラム・チェンイン、カール・マッカ)。「笑いのシーン」と「対決シーン」が見せ場です。

『痩せ虎とデブゴン』
(あらすじ)二人の刑事ハゲ虎とデブゴンが麻薬組織と戦う。カール・マッカ、サモ・ハン、タイ・ポー、ラウ・カーウィン。

サモ・ハン・キンポー(洪金寶)「永遠のデブゴン」

(見所)「80年代」が終わったのだ、と感じさせる1990年の作品。例えば、サモ・ハンがブルース・リーのモノマネしながら戦うシーン。「若い世代の人にウケるのかな?」という印象が。「若いから許されるドジ」も年を取ったら許されなくなる。香港映画からカンフーの色が消えていく。サモ・ハンも活躍の場が減っていく。『ナイスガイ』のような傑作があったのが救い。見所は、デブゴンが女装の殺し屋に襲われるシーン、女性警察職員チンのかわいらしさ、(ストーリーには関係ない)シンガポール旅行、大物ボスとの対決。ぬるいギャグもそれなりに楽しめます。
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