ジャッキー・チェンと共演した美女。健康的な笑顔がまぶしいサリー・イップ、「悩める美女」役が似合うエミリー・チュウ、かわいい系のロザムンド・クワン。記憶に残る香港映画スターを紹介するコーナー。主な出演作と印象的なシーンを振り返る。
サリー・イップ「笑顔美人」
①『新Mr.Boo!鉄板焼』(Teppanyaki:1984年)
美女「シーシー」の役。鉄板焼店の婿養子ジョニー(マイケル・ホイ)とちょっとしたバカンスを楽しむ。鉄板焼のシーン、テニスのシーン、フィリピン旅行のシーン、でキュートな笑顔を見せる。
②『プロテクター』(The Protector:1985年)
香港の悪名高いボス、コウ(ロイ・チャオ)と付き合いのあった男の娘。コウを追うニューヨークの刑事ビリー(ジャッキー・チェン)とガローニ(ダニー・アイエロ)に協力を求められる。そのことでコウに命を狙われてしまう。
③『狼 男たちの挽歌・最終章』(The Killer:1989年)
クラブ歌手「ジェニー」の役。殺し屋ジョン(チョウ・ユンファ)の銃撃戦に巻き込まれ、目に重傷を負う。親切にしてくれるジョンを信用し、愛するようになっていくが・・・。
(感想)
『鉄板焼』での笑顔が印象的な人。特に「テニスのシーン」がオススメ。こんなかわいい彼女が欲しい、と思うほどの笑顔を見せてくれます。『プロテクター』では過去の出来事により狙われる役。シリアスな役どころなので笑顔も少な目。『狼 男たちの挽歌・最終章』も悲しい役どころ(作品自体はジェニーが絶望したり、ジョンが命懸けで戦うシーンが切ない名作)。
エミリー・チュウ「悩める美女」
①『ファースト・ミッション』(Heart Of Dragon:1985年)
刑事ジャッキー(ジャッキー・チェン)の彼女。レストランに勤める。ジャッキーと結婚したがっているが、ジャッキーは兄貴のデブゴン(サモ・ハン・キンポー)のことが心配で頭がいっぱい。
②『男たちの挽歌』(A Better Tomorrow:1986年)
キット(レスリー・チャン)の彼女「ジャッキー」の役。かわいらしいが、少しドジな子。キットとキットの兄ホー(ティ・ロン)の仲が悪いことに心を痛める。
キット(レスリー・チャン)の妻「ジャッキー」の役。出産を控えているが、キットは危険な潜入捜査。犯罪撲滅に命を懸ける夫を見守る役。雨の中、重傷のキットと電話で会話するシーンが悲しい。
(感想)
かわいい系の人。『ファースト・ミッション』での役が印象的。他にも出演作がたくさんあるでしょうが、私が観たのは「悲しい役」ばかり。『男たちの挽歌II』での悲劇のシーンは映画史に残る場面。
ロザムンド・クワン「丸顔の子」
①『七福星』(Twinkle Twinkle Lucky Stars:1985年)
麻薬組織の殺し屋に命を狙われる女性「ワン」。警察に保護され、「五人組」と暮らすことに。劇場のトイレで殺し屋(倉田保昭)に銃を向けられ、大ピンチ。
②『サンダーアーム 龍兄虎弟』(The Armour of God:1986年)
「神の秘宝」を入手しようとする「黒い教団」に誘拐される女性「ローレライ」の役。婚約者アラン(アラン・タム)は旧知の冒険家ジャッキー(ジャッキー・チェン)と共にローレライ救出に向かう。
③『プロジェクトA2 史上最大の標的』(Project A II:1987年)
清朝打倒を目指す革命家の役。総監の娘(レジーナ・ケント)の誕生パーティーで総監のダイヤを盗んで革命資金を調達しようとするが・・・。
(感想)
この人はなかなかの「女優」。イメージが違う役をうまくこなす人。『七福星』では「天然」っぽい女の子の役。服が濡れてしまうなどの恥ずかしいシーンも体当たりでクリア。『サンダーアーム』ではファッション関係の仕事をしている「できる女」。誘拐されるシーン、洞窟で悪の教団から逃げるシーンが印象的。『プロジェクトA2』では清朝に追われる革命家。パーティーのシーン、ラストで清朝のスパイに追われるシーンが見せ場。
『新Mr.Boo!鉄板焼』
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