2020年12月12日土曜日

懐かし映画劇場:ピアース・ブロスナン『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」イギリス情報機関が石油パイプラインに絡む陰謀を阻止しようとするスパイ映画。高速ボート、巨大ノコギリ、怪しげな珍装置が登場。

(The World Is Not Enough:1999年)

1.スイス銀行

石油王ロバート・キング卿の大金を回収するMI6(イギリス情報局秘密情報部)のジェームズ・ボンド(ピアース・ブロスナン)。

2.追跡

カネに仕掛けられた爆弾が炸裂。女殺し屋を高速ボートで追う。

3.最後

これが最後の出演となった「Q」役のデスモンド・リュウェリン。

4.雪山

ボンドが敵の攻撃からスキーで逃走するのはシリーズの定番。

5.核基地

核爆弾を盗もうとするレナード(ロバート・カーライル)を追いつめるが・・・。

6.監禁

拘束されるM。

7.巨大ノコギリ

ヘリから吊された回転ノコで攻撃されるボンド。かなりの迫力。

8.洗脳

MI6の敵、レナードと組んでいたエレクトラ(ソフィー・マルソー)。拷問器具で危うしのボンド。

9.原潜

石油市場を操るため、核事故を起こそうとするレナード。原潜に潜り込んだボンドはその野望を挫くことができるのか?

(予告編:YouTube)

コメント

アクションを見せる内容。悪役がちょっと好きになれないタイプ。妙な手段で利益を得ようとする「セコさ」を感じる。見せ場を楽しめばいい映画なのではないかと。ボンドが女殺し屋を高速ボートで追うシーン、スキーで逃走するシーン、巨大ノコギリやヘンな拷問器具が出てくるシーン、原潜での対決、など。でも、ボンドが拷問イスに座らされるシーンは何となく笑ってしまう。どんなときでも表情がカッコいいブロスナン。マヌケな姿とシリアスな表情のギャップが妙に笑える。「エレクトラ」というキャラは微妙。つまらない奴に洗脳されちゃってんの。シリーズ初期からのレギュラーメンバー、デスモンド・リュウェリンはこれが最後の出演(事故による死去のため)。迫力のあるシーン、笑えるシーンを楽しむ映画です。

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