2020年7月16日木曜日

懐かし映画劇場:ジャッキー・チェン2000年代作品②

「懐かし映画劇場:映画ブログ」すっかりベテランになったジャッキー。大物と共演した2000年代のアクション作品を紹介(『ドラゴン・キングダム』ほか)。見所をまとめてみました。

『THE MYTH 神話』
(あらすじ)中国・秦の時代の愛が現代に蘇る。ジャッキー・チェン、キム・ヒソン。

ジャッキー・チェン(Jackie Chan)2000年代作品②

(見所)スケールの大きい「愛の物語」。過去と現代のつながりを描く。「生まれ変わり」というものは本当にあるのだろうか? がテーマ。古代の合戦シーン、愛する人を待ち続けた女が涙するシーン、が見せ場。「ネズミ捕り」製造工場での警官とのコミカルな戦い、といったジャッキー的なアクションシーンもあります。

『プロジェクトBB』
(あらすじ)三人組の泥棒が富豪の子供をめぐる争いに巻き込まれる。ジャッキー・チェン、ルイス・クー、マイケル・ホイ、カオ・ユェンユェン、ユン・ピョウ。

ジャッキー・チェン(Jackie Chan)2000年代作品②

(見所)タイトルの意味はよくわかりませんが「大作」を意識したものかと。何かしんみりするコメディ。その分、ユン・ピョウがカッコいいハイキックを見せてくれたり、ガラス窓にぶつかって変顔になったりしてキッチリと見せ場を作ってくれました。見所が多い良作。メロディ役のカオ・ユェンユェンの美しさ、現金輸送車の運転手役ニコラス・ツェーとダニエル・ウーのチョイ役も必見。「エアコンの室外機」を使ったアクションシーンも個性的(マネしないでください)。

『ドラゴン・キングダム』
(あらすじ)アメリカの高校生が古代中国で「孫悟空の如意棒」をめぐる争いに巻き込まれる。ジャッキー・チェン、ジェット・リー、リウ・イーフェイ、リー・ビンビン。

ジャッキー・チェン(Jackie Chan)2000年代作品②

(見所)ジャッキーとジェット・リーの共演が話題になった映画。スパロウ役のリウ・イーフェイもかっこよくて印象的。特殊メイクのジャッキー、「サイレントモンク」の正体、対決シーン、ファンタジー的なシーン、など見所がいっぱいです。

『新宿インシデント』
(あらすじ)恋人を捜しに中国から不法入国した男が日本のヤクザと中国人グループの抗争に巻き込まれる。ジャッキー・チェン、ダニエル・ウー、峰岸徹、加藤雅也、倉田保昭。

ジャッキー・チェン(Jackie Chan)2000年代作品②

(見所)暴力的な暗い映画(残酷なシーンに注意)。ジャッキーは不法入国者の役なので暗い表情。「楽しいジャッキー」が観たい人にはオススメできない。個人的には倉田保昭の姿が見られるのが嬉しい。不法入国者の暮らし、犯罪者と警察・政治家の関係、が見所。

『ダブル・ミッション』
(あらすじ)CIA情報員がロシアの石油にからむ陰謀を暴く。

ジャッキー・チェン(Jackie Chan)2000年代作品②

(見所)最初はシリアスな感じ。その後、悪役一味がユーモラスな感じになって楽しいスパイ・コメディに。凄腕なのに子供達にナメられるスパイをジャッキーが演じます。スパイ用具で家事をするなどの笑いのシーン、コミカルアクションが見所。「楽しいジャッキー」が観たい人にはオススメです。

『ベスト・キッド』
(あらすじ)アメリカ人の少年が慣れない土地でカンフーを通して真の仲間を作ろうとする。ジャッキー・チェン、ジェイデン・スミス。

ジャッキー・チェン(Jackie Chan)2000年代作品②

(見所)「万里の長城」、風変わりなトレーニングのシーン、少年たちのカンフー大会などが見所のリメイク作。ジャッキーは「過去」がある暗い男を演じる。少年たちのカンフー大会がメイン。観客が大声援を送ったり、試合結果がモニターに格好良く映されたりするなど、えらく気合いの入った大会で迫力があります。上着を着たり脱いだりする動きがカンフーの修行になるそうです。オリジナルでは「ワックスがけ」「ペンキ塗り」でしたね。ミヤジさん。

『ポリス・ストーリー レジェンド』
(あらすじ)中国の刑事がナイトクラブで発生した人質事件を解決しようとする。

ジャッキー・チェン(Jackie Chan)2000年代作品②

(見所)「楽しい映画」ではない。父親と娘の感情のすれ違いなど、「家族」がテーマのシリアスな人間ドラマ。アクションシーンもシリアスなもの(チョークスリーパーを使うジャッキー)。ドラマ的な作品が見たい人はどうぞ。

(予告編:YouTube)
『ダブル・ミッション』
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